system:Have a Nice Session !
どどんとふ:======= プレイルーム 【 No. 2 】 へようこそ! =======
どどんとふ:「KPCリントヴルム」がログインしました。
リントヴルム・トア: 
リントヴルム・トア:Scenario. 自殺病棟
リントヴルム・トア: 
リントヴルム・トア: 
リントヴルム・トア:暗い、暗い何処か。
リントヴルム・トア:永遠に続く暗闇。
リントヴルム・トア:自我すら溶け消えるような黒に塗り込められた場所に俺は揺蕩っていた。
リントヴルム・トア:自分という輪郭が溶け消えるような感覚に対して覚えたのは、恐怖だった。
リントヴルム・トア:俺は、どうなっているのだろうか。
リントヴルム・トア:此処は、何処だろうか。
リントヴルム・トア:分からない。
リントヴルム・トア:ただ、意識を支配していたのはこれだけだった。
リントヴルム・トア:────死にたく、ない。
リントヴルム・トア:ふと、何かが俺に触れた。
リントヴルム・トア:乾いた感触が首許に、ある。
リントヴルム・トア:何だろう。
リントヴルム・トア:そう思った、その瞬間。
リントヴルム・トア:「あ、ぐ……っ、……」
リントヴルム・トア:それは、俺の首を締め上げ始めた。
リントヴルム・トア:息ができない。
リントヴルム・トア:苦しい、苦しい。
リントヴルム・トア:か細く、喉が笛のように鳴った。
リントヴルム・トア:喘鳴と云うに相応しい、惨めな音で。
リントヴルム・トア:明確な『死』がきりきりと喉を、意識を、締め上げてくる。
リントヴルム・トア:────首吊り自殺。
リントヴルム・トア:そんな言葉が脳裏を過った。
リントヴルム・トア:冗談じゃない。
リントヴルム・トア:自殺なんて、した記憶なんてない。
リントヴルム・トア:「やめ、────やだ、死にたく……なんて、っ」
リントヴルム・トア:そう、声にならない声を喉に詰まらせたその時だった。
リントヴルム・トア:は、っと目が覚める。
リントヴルム・トア:開かれた視界に入ったのは、煤けた天井と点滅を繰り返す蛍光灯。
リントヴルム・トア:それから、内側から鉄板を打ち付けられた窓。
リントヴルム・トア:見知らぬ部屋だった。
リントヴルム・トア:ベッドの上に、いるようだった。
リントヴルム・トア:呆然として身を起こせば、右腕に軽い痛み。
リントヴルム・トア:俺の腕に繋がっていたのは、点滴だった。
リントヴルム・トア:見れば、服も入院着のようなものを着せられている。
リントヴルム・トア:ベッドサイドには机がある。
リントヴルム・トア:ひび割れた壁。
リントヴルム・トア:此処は、病院なのだろうか。
リントヴルム・トア:それも、寂れた廃病院。
リントヴルム・トア:どうして、こんな処にいるのだろう。
リントヴルム・トア:ccb<=79 SANc
Cthulhu : (1D100<=79) → 40 → 成功

リントヴルム・トア:減少なし
リントヴルム・トア:「……どうして、」
リントヴルム・トア:「こんな場所知らない」
リントヴルム・トア:「違う、……知らない、何も、知らない」
リントヴルム・トア:「俺は、誰?」
リントヴルム・トア:「何処で生まれて、何をして……どうしてこんな処にいるのかも」
リントヴルム・トア:「何も、知らない」
リントヴルム・トア:ccb<=79 SANc
Cthulhu : (1D100<=79) → 29 → 成功

リントヴルム・トア:79>78
リントヴルム・トア:「……帰らなくちゃ」
リントヴルム・トア:帰る場所なんてあるかどうかも、分からないけれど。
リントヴルム・トア:ベッドサイドの机に視線を走らせれば、壊れかけの木の机の上に一枚の便箋が置かれていた。
リントヴルム・トア:『おはよう、気分はどうかな。君を手術室で待っているよ。一番最後の部屋にいる。時間はたくさんあるからゆっくりおいで』
リントヴルム・トア:見覚えのない筆跡だった。
リントヴルム・トア:「……手術」
リントヴルム・トア:「俺は、病気……?」
リントヴルム・トア:腕に繋がっている点滴を見上げた。
リントヴルム・トア:淡い青色の液体は、光の角度によって青から赤へ、それから白へ、かすかに色を変えた。
リントヴルム・トア:一種の幻想的な光景だが、その奇妙な薬品が今、俺の身体に流し込まれている。
リントヴルム・トア:ccb<=78 SANc
Cthulhu : (1D100<=78) → 100 → 致命的失敗

リントヴルム・トア:78>76
リントヴルム・トア:「……、何を入れられてるの、俺」
リントヴルム・トア:「何が悪いの、俺の体……?」
リントヴルム・トア:怖くなって、一瞬、点滴針を抜いてしまおうかなんて悪い考えが頭を過った。
リントヴルム・トア:けれど、ガーゼで固定されたそれに触れてみても、それは少しも剥がれなくて。
リントヴルム・トア:「…………、抜いちゃ駄目、って事……?」
リントヴルム・トア:ちら、とその不思議な液体を見て、点滴スタンドに手を伸ばす。
リントヴルム・トア:からから、とキャスター付きのそれを押しながらベッドを下りた。
リントヴルム・トア:窓は、鉄板でしっかりと塞がれている。
リントヴルム・トア:扉の方へ歩き出す前に、ふとベッドを振り返った。
リントヴルム・トア:ccb<=80 目星
Cthulhu : (1D100<=80) → 3 → 決定的成功/スペシャル

リントヴルム・トア:清潔そうな白いシーツがかけられたパイプベッド。
リントヴルム・トア:毛布などはなく、シーツだけが真新しい。
リントヴルム・トア:「……ん、?」
リントヴルム・トア:ふと、ベッドに戻ってシーツを捲り上げてみた。
リントヴルム・トア:あったのは、くしゃくしゃになった一枚のメモ用紙。
リントヴルム・トア:開いてみれば、
リントヴルム・トア:「……っ」
リントヴルム・トア:ccb<=76 SANc
Cthulhu : (1D100<=76) → 13 → スペシャル

リントヴルム・トア:減少は0
リントヴルム・トア:なにか書いてあったに違いない、そのメモはぐちゃぐちゃに塗り潰されていた。
リントヴルム・トア:ただ狂ったように黒く、執拗に、誰かが此処に書かれていたものを抹消しようとしたのだろう。
リントヴルム・トア:「俺の前に、誰かいたの……?」
リントヴルム・トア:分からない、何もかも。
リントヴルム・トア:兎も角、手術室に行けば誰かがいる筈だ。
リントヴルム・トア:そう思って、冷たいドアノブに触れたその瞬間だった。
リントヴルム・トア:後ろに、誰かがいる。
リントヴルム・トア:直感的な恐怖に声が凍り付き、心臓が焦るように鳴り始めた。
リントヴルム・トア:がち、と奥歯がぶつかる音。
リントヴルム・トア:ドアノブに触れた指先がひどく冷たい。
リントヴルム・トア:怖い、こわい、────死にたくない。
リントヴルム・トア:どうしてそんな事を思うんだろう?
リントヴルム・トア:疑問も恐怖に上塗りされて、それなのに、俺の首は勝手に後ろを振り返った。
リントヴルム・トア:「────ッ」
リントヴルム・トア:喉の奥から悲鳴じみた声が零れた。
リントヴルム・トア:其処にいたのは、紛れもなく『自分』だった。
リントヴルム・トア:全く同じ顔、同じ服、同じ背丈、同じ身体をした『自分』。
リントヴルム・トア:違う事と云えば、その手首がぱっくりと裂けてどぷどぷと血を溢れさせているという事。
リントヴルム・トア:紙のように白い死人のような肌から、赤い肉が覗いている。
リントヴルム・トア:その手は血で汚れていて、銀の刃を曇らせたカッターを握っている。
リントヴルム・トア:鉄錆の匂い。
リントヴルム・トア:死んでいる、と思った。
リントヴルム・トア:そんな風に手首を切って、血を流して、生きていられる訳がない。
リントヴルム・トア:それなのに、その『自分』は立っている。
リントヴルム・トア:血よりも赤い柘榴の眸が俺を見ていた。
リントヴルム・トア:明らかな、冷たい、殺意。
リントヴルム・トア:「なんで……」
リントヴルム・トア:ccb<=76 SANc
Cthulhu : (1D100<=76) → 9 → スペシャル

リントヴルム・トア:76>75
リントヴルム・トア:「なんで、そんな目で俺を見るの」
リントヴルム・トア:どうして、俺は『自分』にそんな目で見られなくちゃいけないの。
リントヴルム・トア:何も、憶えていないのに。
リントヴルム・トア:「ねえ、なんで、死んでるの……? 此処にいたのは、きみ……?」
リントヴルム・トア:問いたい事が上手く言葉にならない。
リントヴルム・トア:殺されるんだろうか。
リントヴルム・トア:そう思って二の句を告げられずにいると、『自分』の手からからんとカッターが滑り落ちた。
リントヴルム・トア:かつん、と床にぶつかったそれがくる、くると滑り、俺の足にぶつかって止まる。
リントヴルム・トア:軽い、音。
リントヴルム・トア:『自分』が凶器を手放した事にほっとしたのも束の間だった。
リントヴルム・トア:俺は何故だか、その血塗れのカッターに手を伸ばしていた。
リントヴルム・トア:「……え」
リントヴルム・トア:ぼたり、と糸を引いて刃から血が滴り落ちる。
リントヴルム・トア:拾い上げた刃を、俺の手が、押し当てる。
リントヴルム・トア:何処へ。
リントヴルム・トア:俺の手首へ。
リントヴルム・トア:「まって」
リントヴルム・トア:「やだ、まって、」
リントヴルム・トア:冷たい刃の感触が頭を冷やしていく。
リントヴルム・トア:『自分』が俺を殺そうとしている。
リントヴルム・トア:俺も、俺を殺そうとしている。
リントヴルム・トア:「どうして……?」
リントヴルム・トア:何も分からない、けれど、俺は死ななきゃいけないんだろうか────って
リントヴルム・トア:一瞬、思ってしまったその隙に、俺の手は、手首に刃を滑り込ませていた。
リントヴルム・トア:「あ、ぁ」
リントヴルム・トア:ぶつり、肉を断って、真っ赤な血が盛り上がる。
リントヴルム・トア:熱い、血がこんなに、こんなに、流れてる。
リントヴルム・トア:「やだ、いたい……いたい、やだ、やだやだやだ」
リントヴルム・トア:筋肉が、神経が、ぶちぶちと切断される痛みが脳天に突き刺さった。
リントヴルム・トア:ぬるりとした血が服を、脚を汚していく。
リントヴルム・トア:じんじんと直接意識を殴りつけてくるような痛みと共に、俺はふらふらと膝を着き、眩む視界と共に冷たい床に倒れ込んだ。
リントヴルム・トア:床が冷たい所為だろうか、痛みだけが研ぎ澄まされる。
リントヴルム・トア:嗚呼、死ぬのかな。
リントヴルム・トア:何も分からない侭で。
リントヴルム・トア:かつ、と足音がした。
リントヴルム・トア:朦朧とする意識の中、『自分』が俺に手を伸ばしていた。
リントヴルム・トア:せめて、どうして俺は死ななきゃいけないのかくらい、知りたかったな、なんて。
リントヴルム・トア:そんな事を考えながら、俺は、確かに死んだ。
リントヴルム・トア: 
リントヴルム・トア:死んだ筈だった。
リントヴルム・トア:意識が浮上する。
リントヴルム・トア:痛みはなく、手首にも傷もなく、血で汚れた服や体も綺麗さっぱり元通りだった。
リントヴルム・トア:それでも、俺は確かに憶えている。
リントヴルム・トア:俺はあの時、確かに死んだんだって。
リントヴルム・トア:ccb<=75 SANc
Cthulhu : (1D100<=75) → 10 → スペシャル

リントヴルム・トア:75>74
リントヴルム・トア:「此処は、『俺』は……」
リントヴルム・トア:慌てて周囲を見渡せば、先程までいた部屋とはどうやら違う部屋だった。
リントヴルム・トア:背後にあった扉は、さっき俺が手をかけたものとよく似ている。
リントヴルム・トア:聞き耳を立てながら、その扉に手をかけてみた。
リントヴルム・トア:鍵がかかっている。
リントヴルム・トア:もう戻れないし、『自分』も追っては来れないだろう。
リントヴルム・トア:改めて部屋を見渡せば、そこは最初にいた病室と置かれたものは大して違いのない病室だった。
リントヴルム・トア:鉄板で塞がれた窓、ベッド、点滴スタンド、そしてもうひとつ扉がある。
リントヴルム・トア:ベッドの枕が引き裂かれシーツはぐちゃぐちゃ、テーブルはひっくり返され、何度も壁を殴りつけたのかスタンドはぐにゃりと歪み、壁には傷がついている。
リントヴルム・トア:異常だった。
リントヴルム・トア:何かが暴れ回った後のような部屋に固唾を呑んだ、その時、頭の中で声が響く。
リントヴルム・トア:紛れもない、自分の声で。
リントヴルム・トア:『────死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない』
リントヴルム・トア:ぎゅっと心拍が縮こまるような想いがした。
リントヴルム・トア:ccb<=74 SANc
Cthulhu : (1D100<=74) → 28 → 成功

リントヴルム・トア:74>73
リントヴルム・トア:「やだ、死にたくない」
リントヴルム・トア:「……死にたく、なかったんだよ、ね?」
リントヴルム・トア:「なのに、どうして」
リントヴルム・トア:ふらふらと、ベッドに近寄った。
リントヴルム・トア:シーツは破け、枕から綿が溢れている。
リントヴルム・トア:ccb<=80 目星
Cthulhu : (1D100<=80) → 60 → 成功

リントヴルム・トア:溢れた綿の下に、またぐしゃぐしゃになった何かが見えた。
リントヴルム・トア:歪んだ文字がびっしりと詰め込まれた、メモだった。
リントヴルム・トア:『嫌だ嫌だ死にたくない死にたくない死にたくない奪わないでまだ、いやだ殺さないで忘れたくない自分が自分で、だから、確かに。死にたくない死にたくない』
リントヴルム・トア:震えるその文字に、俺は何故だか憶えがあった。
リントヴルム・トア:「これ、俺の字……」
リントヴルム・トア:何も憶えていないのに、何故だかこれが俺の筆跡だと分かった。
リントヴルム・トア:ccb<=73 SANc
Cthulhu : (1D100<=73) → 87 → 失敗

リントヴルム・トア:73>72
リントヴルム・トア:「……ころさないで、って」
リントヴルム・トア:思わず、周囲に視線を走らせる。
リントヴルム・トア:何の気配も感じられなかったけれど、ふと、目に入った点滴スタンド。
リントヴルム・トア:ひしゃげて倒れたそれに、メモが貼られているのが目に入った。
リントヴルム・トア:最初の部屋にもあった、見知らぬ筆跡とよく似ていた。
リントヴルム・トア:『名も記憶もなくても。それでも君が君であるその理由は何?』
リントヴルム・トア:「……、そんなの、だって、俺、生きてる、じゃない」
リントヴルム・トア:「こうやって、動いて、生きてるし、それに」
リントヴルム・トア:「俺にだって、ほんとは記憶も名前も、ある、筈でしょ。ある、よね……?」
リントヴルム・トア:「……ないの。もしかして」
リントヴルム・トア:一瞬、過った考えにぞっとして、思わず笑い飛ばそうとせずにはいられなかった。
リントヴルム・トア:俺の証明は何処にあるんだろう。
リントヴルム・トア:焦燥にも似た気持ちの中、ぐるりと見渡したテーブルの周囲には資料が飛び散っている。
リントヴルム・トア:『自殺の定義』と書かれたそれ。
リントヴルム・トア:「自殺」
リントヴルム・トア:『自分で自分を殺すことを自殺という』
リントヴルム・トア:『自殺は様々な方法がある』
リントヴルム・トア:『首吊りは一般的』
リントヴルム・トア:『苦しまない死に方が好まれる』
リントヴルム・トア:『自らの命を自分で絶つことは自殺』
リントヴルム・トア:そんな文字達に、胸がじりじりと焼かれるような想いだった。
リントヴルム・トア:「────ッ」
リントヴルム・トア:思わずばさり、と払い除ければ、またあの見知らぬ筆跡。
リントヴルム・トア:『君が君を殺すのもひとつの自殺と呼べるのかな』
リントヴルム・トア:「……だったら、俺は確かに自殺をしたよ」
リントヴルム・トア:「だって、そうしろって……云わんばかりだったじゃないか」
リントヴルム・トア:「なんで、生きてちゃいけないの……ねえ、俺は何なの」
リントヴルム・トア:「教えてよ……」
リントヴルム・トア:泣きそうになるのを堪えながら、扉に手をかけようとした。
リントヴルム・トア:すると、ふと風が通り抜けたような気がした。
リントヴルム・トア:窓の何もなかった筈のこの部屋に。
リントヴルム・トア:「……?」
リントヴルム・トア:不思議に思って振り返れば、窓が開いている。
リントヴルム・トア:外は真っ暗でよく見えないが、鉄板も打ち付けられていない窓だ。
リントヴルム・トア:外が見れるかもしれない、そう思ってふらりと近寄った。
リントヴルム・トア:「────!」
リントヴルム・トア:音もなく、視界に過った紅色。
リントヴルム・トア:真っ逆さまに、目の前を『自分』が落ちていく。
リントヴルム・トア:その眸はやっぱり強く殺意を漲らせて、俺を見ていた。
リントヴルム・トア:ccb<=73 SANc
Cthulhu : (1D100<=73) → 70 → 成功

リントヴルム・トア:73>72
リントヴルム・トア:飛び降り自殺、という言葉が脳裏に過った。
リントヴルム・トア:落ちていく『自分』が俺に向かって指を伸ばす。
リントヴルム・トア:道連れにしようとしているのだろうか。
リントヴルム・トア:嗚呼、だけど。
リントヴルム・トア:独りで死ぬのは、寂しくはないか。
リントヴルム・トア:だって、俺はどうしようもなく寂しかった。
リントヴルム・トア:俺が死ぬ、その時に、俺に向かって手を伸ばした『自分』を見て。
リントヴルム・トア:俺は、何故だか少し嬉しかったんだ。
リントヴルム・トア:気づいた時には手を伸ばしていた。
リントヴルム・トア:触れた瞬間、『自分』の指ががしりと俺の腕を掴む。
リントヴルム・トア:ぎり、と締め上げるような力で、それでいて、まるでダンスにでも誘うかのように俺を窓の外へと引き込もうとする。
リントヴルム・トア:そのまま、俺は『自分』と共に窓の外、暗闇の中へと放り出されて。
リントヴルム・トア:落ちた。
リントヴルム・トア:ぐしゃり。
リントヴルム・トア:骨が砕け、肉が飛び散る音、全身が潰されるような凄まじい痛み。
リントヴルム・トア:悲鳴を上げる暇もなかった。
リントヴルム・トア:ひしゃげた足に飛び散った脈打つ肉片、こぼれ落ちる内蔵。
リントヴルム・トア:喉からはごぼり、と血が溢れるだけでもう声にもならない。
リントヴルム・トア:痛みに塗りつぶされる意識の中、俺が最後に見たのは、
リントヴルム・トア:やはり、俺に向かって指を伸ばす、これまた潰れた『自分』の姿だった。
リントヴルム・トア:そうしてまた、俺は死んだ。
リントヴルム・トア: 
リントヴルム・トア:再び意識を取り戻した時、やはり体は元通りだった。
リントヴルム・トア:傷も、潰れた跡も、痛みもない。
リントヴルム・トア:けれど、やっぱり俺は死んだんだ。
リントヴルム・トア:ccb<=72 SANc
Cthulhu : (1D100<=72) → 4 → 決定的成功/スペシャル

リントヴルム・トア:減少は0
リントヴルム・トア:辺りを見渡せば、其処もまた先程までとは異なる病室だった。
リントヴルム・トア:薄暗い部屋には扉のついた棚が幾つもあり、その中には瓶が沢山詰め込まれていた。
リントヴルム・トア:部屋の真ん中にはボロボロのパイプ椅子。
リントヴルム・トア:それから、紙がくしゃくしゃに詰め込まれた小さな本棚。
リントヴルム・トア:扉はふたつ、『病室』とプレートがかけられている部屋がきっとさっきの部屋だろう。
リントヴルム・トア:もうひとつの扉には何も書かれていない。
リントヴルム・トア:紙が詰め込まれた本棚を見た。
リントヴルム・トア:ccb<=78 図書館
Cthulhu : (1D100<=78) → 97 → 致命的失敗

リントヴルム・トア:目星クリティカル分で相殺します
リントヴルム・トア:ちらと見ただけでは理解できそうにない言語で書かれた紙の中、やはり一枚のメモを見つけた。
リントヴルム・トア:震える字は、やはり自分の筆跡だった。
リントヴルム・トア:『迫ってくる、忘れていく。こないでこないでこないでこないで。治るだろうか。こわい。自分が自分ではなくなるから。その前にいっそ。そんな』
リントヴルム・トア:どんどん文字の震えは大きくなって、その先はもう読めなかった。
リントヴルム・トア:ccb<=72 SANC
Cthulhu : (1D100<=72) → 56 → 成功

リントヴルム・トア:減少は0
リントヴルム・トア:ぞわり、と這いあがる恐怖めいたもの。
リントヴルム・トア:けれど、何処か冷静にそれを眺めている俺がいる。
リントヴルム・トア:俺は、おかしいのかもしれない。
リントヴルム・トア:俺は、おかしかったのかもしれない。
リントヴルム・トア:俺は、いったいどんな人間だったんだろう。
リントヴルム・トア:ボロボロのパイプ椅子へと目を移した。
リントヴルム・トア:錆びついて、スポンジが剥き出しになった其処にまた便箋が一枚乗せられている。
リントヴルム・トア:『君が生きているということは、君が生きているということ。何を犠牲にしても生きていたい?』
リントヴルム・トア:「どういう、意味……?」
リントヴルム・トア:「よく分からない、けど。そりゃあ、生きていたいよ。生きていたい、でも」
リントヴルム・トア:「俺が何かを犠牲にしてるっていうなら、知らずに生きていたくはない」
リントヴルム・トア:まるでその言い方じゃ、俺が何かを犠牲にしているみたいで。
リントヴルム・トア:早く、この筆跡の主の処へ行かなくちゃって思ったんだ。
リントヴルム・トア:扉へと向かい様、ふと見た棚には薄っすらと埃が積もっている。
リントヴルム・トア:大小様々のガラス瓶にはラベルが貼られているが、どれも擦り切れて読めない。
リントヴルム・トア:空っぽで、何かが入っているようにも見えなかった。
リントヴルム・トア:棚の扉の隅に書かれた小さな『調薬室』という文字を横目に、扉に手を伸ばそうとした。
リントヴルム・トア:すると、こつんと爪先が何かを蹴った。
リントヴルム・トア:「……瓶?」
リントヴルム・トア:コルクで蓋をされた小瓶、先程まではなかった筈のそれを拾い上げる。
リントヴルム・トア:覗き込んだ、その中には、
リントヴルム・トア:口や耳から血を流して薬品の中に倒れ込む小さな『自分』の死体があった。
リントヴルム・トア:こぷこぷと血を吐き出しながら、真っ赤に充血した目が俺を見る。
どどんとふ:このサーバでは24.0時間以上ログインすると接続が切断されます。
どどんとふ:「リントヴルム・トア」がログインしました。
リントヴルム・トア:(かたまりました
リントヴルム・トア:肌は変色し、目からは涙ではなく血が流れ落ちている。
リントヴルム・トア:在り得ない量の、血が。
リントヴルム・トア:服毒自殺、という言葉が脳裏を過る。
リントヴルム・トア:ccb<=72 SANc
Cthulhu : (1D100<=72) → 64 → 成功

リントヴルム・トア:72>71
リントヴルム・トア:俺の手が震えたからだろうか、瓶の中の薬品がたぷんと揺れた。
リントヴルム・トア:赤染めの薬品の中で、『自分』もまた揺れる。
リントヴルム・トア:出してあげないと。
リントヴルム・トア:そう思った。
リントヴルム・トア:コルクをきゅぽん、と外せば刺激臭がする。
リントヴルム・トア:毒だ、きっと飲めば死ぬ。
リントヴルム・トア:そう頭は理解しているのに、何故だか俺の手は勝手に俺の口許へとその瓶を近づけた。
リントヴルム・トア:嗚呼、まただ。
リントヴルム・トア:飲め、と云われている気がする。
リントヴルム・トア:怖い。
リントヴルム・トア:怖い、のに。
リントヴルム・トア:死なないんじゃないか、って気持ちもあった。
リントヴルム・トア:二度、死んだのにまだ生きているから。
リントヴルム・トア:俺が俺を殺す理由が知りたい。
リントヴルム・トア:そんな事を考えてしまったから、その毒を喉に流し込もうとする俺の手にも抗えなかった。
リントヴルム・トア:液体が体内に嚥下された瞬間、内部から焼けるような激しい痛み。
リントヴルム・トア:取り落とした小瓶はぱりん、と澄んだ音を立てて床にぶつかって割れた。
リントヴルム・トア:「あ、が……はっ、げほ、……」
リントヴルム・トア:ごぼり、と赤い血を吐き出しながら倒れ込む。
リントヴルム・トア:内臓が焼ける感覚、生温いものが咥内を、鼻腔を満たしていく。
リントヴルム・トア:涙が溢れたかと思えば、視界は瞬く間に紅に染まって、体がしんと冷えていく。
リントヴルム・トア:痛みに塗り込められる意識の中、最後に見たのはやはり、俺に手を伸ばす『自分』の姿だった。
リントヴルム・トア:「…………」
リントヴルム・トア:問いたかった言葉は音にならず、やっぱり俺は、そのまま死んだ。
リントヴルム・トア: 
リントヴルム・トア:そうして、やっぱり体は元通りに、まるで何もなかったかのように、俺は再び目を覚ます。
リントヴルム・トア:死んだという記憶だけを携えて。
リントヴルム・トア:ccb<=71 SANc
Cthulhu : (1D100<=71) → 96 → 致命的失敗

リントヴルム・トア:1d4+2
Cthulhu : (1D4+2) → 2[2]+2 → 4

リントヴルム・トア:71>67
リントヴルム・トア:「……もう、やだ」
リントヴルム・トア:「どうすれば、終わるの……?」
リントヴルム・トア:やはり、其処には誰もいなくて。
リントヴルム・トア:今度はレントゲン室のような場所だった。
リントヴルム・トア:床にちらばったレントゲン写真に虚ろに視線を落とす。
リントヴルム・トア:何枚も積み重なったそれは、全て似たような骨格だ。
リントヴルム・トア:首が折れたもの、全身の骨が砕けたもの、こめかみに穴が空いて頭の上半分が砕けたもの。
リントヴルム・トア:どれも、死体のレントゲンのようだった。
リントヴルム・トア:何処となく、自分の骨格に似ているような、気がした。
リントヴルム・トア:ccb<=67 SANc
Cthulhu : (1D100<=67) → 32 → 成功

リントヴルム・トア:減少は0
リントヴルム・トア:ccb<=80 目星
Cthulhu : (1D100<=80) → 38 → 成功

リントヴルム・トア:麻痺した頭で、レントゲン写真を眺めていた視線がまた一枚のメモを見つける。
リントヴルム・トア:『忘れていく忘れていく。ひとつ見つけた。病院なら、ここなら。きっと治る。生きていたい。死にたくない』
リントヴルム・トア:俺の字だ。
リントヴルム・トア:ccb<=67 SANc
Cthulhu : (1D100<=67) → 88 → 失敗

リントヴルム・トア:67>66
リントヴルム・トア:「ここなら、きっとなおる」
リントヴルム・トア:「ほんとに」
リントヴルム・トア:多分、そろそろ真っ当な精神状況じゃあない。
リントヴルム・トア:彷徨わせた視線は今度はボロボロのパイプ椅子を見た。
リントヴルム・トア:やはり、便箋が乗っていた。
リントヴルム・トア:『君が生まれたの偶然なのに。それなのに、君はなぜ君であることに執着する?』
リントヴルム・トア:俺は、偶然で生まれたのだろうか。
リントヴルム・トア:誰かに望まれた訳ではなく?
リントヴルム・トア:父や母といったものは、俺にはいなかったのだろうか。
リントヴルム・トア:いたのなら、偶然だなんて……嗚呼、どうなのだろう。
リントヴルム・トア:でも、後の問いに対する答えだけはたったひとつしかなかった。
リントヴルム・トア:「だって……何も憶えてないんだもの」
リントヴルム・トア:「俺である事すらなくなったら、俺は本当に何でもなくなっちゃう」
リントヴルム・トア:「死にたくない」
リントヴルム・トア:散々死んだけれども。
リントヴルム・トア:まだ、存在としての俺は生きている。
リントヴルム・トア:そう、信じたかった。
リントヴルム・トア:「誰でも良い、俺の事を教えて。何でも良い、思い出させてよ……」
リントヴルム・トア:疲れた心で脚を引き摺って、扉に向かおうとした。
リントヴルム・トア:その時、ずしりと右手に重みを感じた。
リントヴルム・トア:見下ろせば、いつの間にか手には黒光りする拳銃が収められている。
リントヴルム・トア:六つある弾倉の内、ひとつにしか弾は込められていない。
リントヴルム・トア:ccb<=66 SANc
Cthulhu : (1D100<=66) → 34 → 成功

リントヴルム・トア:減少は0
リントヴルム・トア:「────」
リントヴルム・トア:嗚呼、と思った。
リントヴルム・トア:けれど、縋るように目の前の扉に手をかけてもみた。
リントヴルム・トア:鍵がかかっているようではなかったけれど、その扉は開かなかった。
リントヴルム・トア:ふと、強く濃密な鉄錆の匂いが薫り立つ。
リントヴルム・トア:。どろりと鼻腔に入り込むそれに身の毛がよだったのも束の間、かつん、とレントゲン台の方から音がした。
リントヴルム・トア:先程まで誰もいなかった筈のそこから身を起こしたのは、『自分』だ。
リントヴルム・トア:右目から、胸から、両手首から血を流していた。
リントヴルム・トア:撃たれたかのようにぽっかりと風穴を開けて、だらだらと血を流している。
リントヴルム・トア:今度は、拳銃自殺。
リントヴルム・トア:ずる、とその無惨な有り様で『自分』は俺に近寄って来る。
リントヴルム・トア:ccb<=66 SANc
Cthulhu : (1D100<=66) → 92 → 失敗

リントヴルム・トア:1d6+1
Cthulhu : (1D6+1) → 1[1]+1 → 2

リントヴルム・トア:66>64
リントヴルム・トア:怖かった。
リントヴルム・トア:何が、怖いのかももうよく分からない。
リントヴルム・トア:殺せやしない。
リントヴルム・トア:きっと、俺が死ねばまた次の部屋で目が覚めるんだ。
リントヴルム・トア:死と云うものに慣れてしまった思考に震えながら、俺は自分の右眼へと拳銃を突きつけた。
リントヴルム・トア:かたかたと震えるそれを押さえつけて、何度も指先が引鉄から外れる。
リントヴルム・トア:何度目かでやっと、ぱぁん、と乾いた音が炸裂した。
リントヴルム・トア:痛い、と思う間もなく体が傾いだ。
リントヴルム・トア:確かに痛みは頭蓋を打ち砕いている筈なのに、意識がすぐには途切れない。
リントヴルム・トア:痛い、いたい、冷たくなっていく体、痛みに眩む意識はまるで、死を見せつけるかのようで。
リントヴルム・トア:暗闇へと塗りこめられる意識の端で、手を伸ばしていたのはやはり『自分』ひとりだった。
リントヴルム・トア:そうして、俺は四度目の死を迎えた。
リントヴルム・トア: 
リントヴルム・トア:そうして、やはり目覚めれば何もなかったかのように、総ては元通りになっている。
リントヴルム・トア:拳銃も何処にも見当たらなかった。
リントヴルム・トア:ccb<=64 SANc
Cthulhu : (1D100<=64) → 99 → 致命的失敗

リントヴルム・トア:1d4+2
Cthulhu : (1D4+2) → 2[2]+2 → 4

リントヴルム・トア:64>60
リントヴルム・トア:不定入りですが、シナリオ中の発狂はなしです
リントヴルム・トア:顔を上げれば、診察室のような場所だった。
リントヴルム・トア:疲れ切った顔で、俺はしばらくそのままぼんやりしていた。
リントヴルム・トア:机や椅子が置かれた部屋には金属でできた扉がひとつだけ。
リントヴルム・トア:見知らぬ筆跡の便箋が其処には貼られている。
リントヴルム・トア:『自分が生きるために死ねる? 死ねない?』
リントヴルム・トア:その下にはリボンをかけられた百合の花があった。
リントヴルム・トア:何だかもう、よく分からなかった。
リントヴルム・トア:よく分からないまま、何となく何かを理解しているような気もしたし、気の所為だったのかもしれない。
リントヴルム・トア:「生きる為に、死ぬ……?」
リントヴルム・トア:「死ねば、生きるの」
リントヴルム・トア:「生きれば、死ぬの」
リントヴルム・トア:扉の傍に座り込んで、百合の花束を抱き上げた。
リントヴルム・トア:よく見れば、リボンにはあの筆跡と似た文字で刺繍が施されている。
リントヴルム・トア:『死ねるなら口付けを、死ねないならば手折れ』
リントヴルム・トア:「……そういえば、百合の花って」
リントヴルム・トア:「いちばんきれいな、自殺の方法だって」
リントヴルム・トア:苦しまずに死ねるなら。
リントヴルム・トア:それで生きる事ができるっていうのなら。
リントヴルム・トア:誘われるように、百合の花に口づけた。
リントヴルム・トア:甘い芳醇な香りが喉に流れ込み、こふ、と息が止まる。
リントヴルム・トア:花の香りが肺を埋めていく。
リントヴルム・トア:くらりくらりと、意識が揺らめく。
リントヴルム・トア:苦しい、けれど、痛くない。
リントヴルム・トア:眠るように遠退いて行く意識は、これまでで一番穏やかな死のような気がした。
リントヴルム・トア:何処にいたのだろう。
リントヴルム・トア:やはり、途切れる前の意識で最後に見たのは、俺に手を伸ばす『自分』だった。
リントヴルム・トア:そうして、五度目の死を迎える。
リントヴルム・トア: 
リントヴルム・トア:目覚めもまた、訪れる。
リントヴルム・トア:呼吸はできる、見上げれば扉が薄く開いていた。
リントヴルム・トア:便箋も、百合の花も何処にもない。
リントヴルム・トア:それでも俺は、やっぱり死んだ。
リントヴルム・トア:ccb<=60 SANc
Cthulhu : (1D100<=60) → 90 → 失敗

リントヴルム・トア:1d4+1
Cthulhu : (1D4+1) → 4[4]+1 → 5

リントヴルム・トア:60>55
リントヴルム・トア:ccb<=75 アイデア
Cthulhu : (1D100<=75) → 84 → 失敗

リントヴルム・トア:潜った扉の先、そこは朽ちかけた手術室だった。
リントヴルム・トア:施術台には一人の穏やかな笑みを浮かべた男性が座っている。
リントヴルム・トア:白衣を着て、まるで医者のような風貌をした男だ。
リントヴルム・トア:彼は穏やかに口を開いた。
:「ききたいこともあると思うけどね。そういうのはいいから、僕の質問にだけ答えてね。あと動くのも駄目だよ」
:「さ、お疲れ様。最後に一つだけきかせてくれる? 君は生きていたいかな。その代償が『自分』だとしても」
リントヴルム・トア:彼が口を開いた瞬間、ぴたりと体が動かなくなった。
リントヴルム・トア:胡乱気に男を見詰めていたけれど、投げかけられた問いにじ、と頭だけを働かせて。
リントヴルム・トア:はく、と開いた口だけは、きちんと動いた。
リントヴルム・トア:「……生きて、いたい、だけど」
リントヴルム・トア:「その代償の『自分』っていうのは、なに」
リントヴルム・トア:「記憶?」
リントヴルム・トア:「名前?」
リントヴルム・トア:「それとも、存在?」
リントヴルム・トア:それは記憶や名前を代償に、生きるという事なのだろうか。
リントヴルム・トア:では、俺を代償に生きるのは何なのだろうか。
リントヴルム・トア:言葉を紡ぐと同時、何かが湧き上がって来る。
リントヴルム・トア:自我をなぞる、透明ななにか。
リントヴルム・トア:じわりと侵食するそれに、理解する。
リントヴルム・トア:奪われたら、死ぬのだと。
リントヴルム・トア:ccb<=50 死んだ回数*3対POW
Cthulhu : (1D100<=50) → 90 → 失敗

リントヴルム・トア:その何かは、俺の自我に入り込んでくる。
リントヴルム・トア:俺を消し、俺を奪っていく。
リントヴルム・トア:自我がぼろぼろと崩れていく感覚は、死だ。
リントヴルム・トア:肉体の死ではないのだろう。
リントヴルム・トア:多分、やっぱり、俺は死ぬ。
リントヴルム・トア: 
リントヴルム・トア:遠く、ずっと遠くで声が聞こえた。
:「なるほどね。こうなるのか………。貴重なデータをありがとう。これは僕からのささやかなお礼だ」
:「怖かっただろう。少しだけ、消してあげようか」



:俺は目を覚ました。
:自室のベッド、何の代わり映えもない日常が其処にある。
:身体にも記憶にも、何の不調もない。
:怖い夢を見た気がするけれど。
:漠然とした恐怖以外は思い出せなかった。
:今日も『自分』は『自分』だ。
:それはいつもとなんの代わりもない。
:変わらぬトアの日常を送ろう。
:だって、トアはトアなのだから。
: 
:End. 自殺完遂
:3d6+3
Cthulhu : (3D6+3) → 13[4,5,4]+3 → 16

:55>71
:1d10
Cthulhu : (1D10) → 3

:1d10
Cthulhu : (1D10) → 2

:幻覚20時間です
:報酬はPOW+2
:お疲れ様でした、真相見てあまりにひえってるし
:リンが本当の意味で無事だった……