たいたい竹流(torgtaitai):どどんとふへようこそ!(Welcome to DodontoF !)
たいたい竹流(torgtaitai):操作方法が分からなくなったら、メニューの「ヘルプ」=>「マニュアル」を参照してみてください。
どどんとふ:======= プレイルーム 【 No. 161 】 へようこそ! =======
どどんとふ:「」がログインしました。
夢野 久作(KP):てすと
どどんとふ:「」がログインしました。
リントヴルム:こんばんは、宜しくお願いします!
夢野 久作(KP):今晩はーーー 宜しくお願いします! リン君わぁい!
夢野 久作(KP):初心者KP野郎なので色々まごついたりなんだりあると思いますが 生ぬるく見守って頂ければさいわいです まる
リントヴルム:夢野さんだー!
リントヴルム:早速間違えましたよポーンが出ましたよ
夢野 久作(KP):セット作者さんにお借りさせて頂いた夢野です へへ
夢野 久作(KP):リン君可憐過ぎる…………
リントヴルム:こちらこそ、初心者ですが生きて帰りたい頑張ります、変な事しだしても生温かく見守ってやってください
夢野 久作(KP):がんばります!!!(ケツイ) リン君キャラシお願いします(・w・ )
リントヴルム:ぺたっと!
リントヴルム:準備おっけーです!
夢野 久作(KP):有難う御座います、確認しました! では始めさせて頂きますね!
夢野 久作(KP): 
夢野 久作(KP): 
夢野 久作(KP):ここはよく知る自分の住む街。
自宅はもちろん、職場や学校、よく行く飲食店、いつも利用しているスーパー、コンビニ、近所の公園、自分だけの秘密の場所まで、全てよく知っている。
すれ違う人々も、特別会話をしたことはないがなんとなく見覚えのある人ばかりだ。
そう、ここはよく知っている、自分が住んでいる街だから。
そのはずなのだが………。

夢野 久作(KP): 
夢野 久作(KP):胎児よ

胎児よ

何故躍る

母親の心がわかって

おそろしいのか

夢野 久作(KP): 
夢野 久作(KP): 
夢野 久作(KP):……貴方は、いつの間にか……居眠りをしてしまっていたようだった。
夢野 久作(KP):よくある事だ。何処で寝ていたのか? 何をしていたのか? 一瞬、目覚めた時には忘れる……
夢野 久作(KP):よくある健忘のカケラ……
夢野 久作(KP):遠く、何か……蜜蜂が唸るような、音……
夢野 久作(KP): …………ブウウ——————ンンン——————ンンンン………………。
夢野 久作(KP):柱時計が鳴る音を、聞いたような記憶があるばかりだ。……それは、あるいは、今、聞いたのかもしれない。
夢野 久作(KP):……さて、気が付いた貴方は。目を覚ました貴方は。道路のただなかに立っていた。
夢野 久作(KP):辺りには濃い霧が漂っており、その中に不自然に浮かび上がるこの舗装された道路以外は何も見えない。
夢野 久作(KP):ただの……一本道だ。
リントヴルム:「……ん、あ、れ。俺、今寝て……」
夢野 久作(KP):コンクリート造りの、その道路を……貴方は見回し見回しして、そのうちに……なんとはなしに、歩き出しただろう。
夢野 久作(KP):他に、ゆくところも、ないのだから。
リントヴルム:「……此処、何処?」
リントヴルム:辺りの様子を窺いつつも、一本道を見て、やがて恐る恐ると道の伸びる方向へ歩き出します。
夢野 久作(KP):歩き出す、歩き出した貴方は……ふと、背後が気になった。
夢野 久作(KP):なんだか、どうしようもなく……気になって、振り向く、
夢野 久作(KP):其処には、……貴方を、喰らおうとでもするかのように、
夢野 久作(KP):向こうから……ドンドン、次々に、崩壊していっている、まるで世界の終わりのような……道路の有様が見えた。
夢野 久作(KP):崩壊が……闇が……迫ってくる……
リントヴルム:「え……待って、何これ……っ」
リントヴルム:その光景を見て、慌てて先へと駆け出します、逃げなくちゃって。
夢野 久作(KP):貴方は、逃げた。必死に、走り、逃げた。
夢野 久作(KP):そして、なんとか、逃れられた……
夢野 久作(KP):と、思った矢先、
夢野 久作(KP):進む、 その先の道路が、 崩れ落ちる、
夢野 久作(KP):そして、貴方は、 落ちていく。
リントヴルム:「────!!」
夢野 久作(KP):その視界は、ふ っと 霧に包まれ、阻まれて、
夢野 久作(KP):……すぐに晴れる、
夢野 久作(KP):……気が付いた時には、貴方は、  見慣れたところに立っているだろう。
夢野 久作(KP):見慣れたところ。貴方の、住む街。
夢野 久作(KP):街の様子は……普段と、変わりなく見える。何も変わりなく。見た、ところでは。
リントヴルム:「……ぁ、……こ、此処、さっきのは……?」
夢野 久作(KP):ただ、何処か、靄がかったように、全てが在った。
夢野 久作(KP):……ふと空を見上げれば、空は透き通るような水色の中に緑や黄色の光を取り込み、薄らクリーム色がかった雲が漂っている。
夢野 久作(KP):今日も天気が良く過ごしやすい。優しい風が葉を茂らせた街路樹を揺らしている……
リントヴルム:「……何だったんだろう。それに、何だかぼんやりしてる」
リントヴルム:本当に落ちてきた訳じゃあないよね、と何とはなしに空を見上げて、
夢野 久作(KP):空が……奇妙な程に綺麗な空に、貴方は<目星>を振る事も出来ます。
リントヴルム:それからちょっと考え込んだ。
リントヴルム:目星振ってみます
リントヴルム:ccb<=74 目星
Cthulhu : (1D100<=74) → 17 → 成功

夢野 久作(KP):いい出目ですねえ!(某風に)
リントヴルム:この調子で頑張りたい!(w
夢野 久作(KP):……空を見つめていた貴方は、空の一部にぐにゃりと歪んだ箇所を見つけます。
リントヴルム:「……? 何だろう、あれ」
夢野 久作(KP):その空間の中程には、青黒い球体がありました。その球体は表面が波打っているような……ぐるぐると、その場で回転しているように見えました。
リントヴルム:目を凝らして何か得体のしれない物体があるのが分かると、ぎょっとして。
リントヴルム:「何……? もしかして、やっぱり何か変な事が起きてる……?」
夢野 久作(KP):と、ここまでが導入です。見慣れた街に見える……けれども何処か違和感のある街に立って、
夢野 久作(KP):貴方は、何処に行こうと考えたでしょうか。
夢野 久作(KP):勿論、その場で回りの様子を見てみる事も出来ます。
リントヴルム:まず、最初にお空から視線を戻して、辺りの様子を見渡してみます。
夢野 久作(KP):はい。では、その場所は……スーパーや高校があったりする、
夢野 久作(KP):近くに住宅街があったりする、まあぽちぽち人が行き交う感じの街中なようです。
夢野 久作(KP):行き交う人々も、やはり、一見普通に見えます。
夢野 久作(KP):が……何処か、違和感があるように、貴方は感じるかもしれません。
リントヴルム:ふむふむ。
夢野 久作(KP):<アイデア>で、振って見て下さい。
リントヴルム:ccb<=75 アイデア
Cthulhu : (1D100<=75) → 86 → 失敗

リントヴルム:これは荒れる予感…!
夢野 久作(KP):なんと
夢野 久作(KP):では、貴方は違和感はある気はしながらも……今のところはその理由に気付かないまま……
リントヴルム:「何だろう、何か変な感じがするんだけど……」 と首を捻りつつ。
夢野 久作(KP):周りの人に話しかけてみるか、建物やらの様子をよく観察してみるか、他のところに行ってみるか?
リントヴルム:行き交う人に、ちょっと声をかけてみようかな。
夢野 久作(KP):何かしらしてみる事でしょう
夢野 久作(KP):貴方は、行きかう人……サラリーマンらしい人に声をかけてみました。
リントヴルム:「あの……こんにちは」
夢野 久作(KP):サラリーマンは、話しかけてくる、貴方をじっと見て……口を開きます。
夢野 久作(KP):「——貴方は、呼ばれたのですか?」
リントヴルム:「え……?」 と、思いもしなかった事を聞かれてきょとんとして。
リントヴルム:「い、いえ、別に誰にも呼ばれたりした覚えはないですけど……」
夢野 久作(KP):「呼ばれていないのですか。呼ばれてはいけないのです」
リントヴルム:「呼ばれてはいけない?」
夢野 久作(KP):「私たちはむに帰らなければなりません。しかしむに帰ることはしてはならないのです。むに帰り、むの一部となりむの一部であることは私たちの義務なのです」
夢野 久作(KP):そう語る彼の顔を見て……貴方はやはりまた、違和感を覚えたかもしれない。
夢野 久作(KP):もう一回<アイデア>どうぞ
リントヴルム:困惑気味に、彼の話を聞きながら、
リントヴルム:ccb<=75 アイデア
Cthulhu : (1D100<=75) → 3 → 決定的成功/スペシャル

リントヴルム:落差激しい…!
夢野 久作(KP):ら く さ が す ご い
リントヴルム:今から先が怖くなってまいりました
夢野 久作(KP):はい! では、貴方はそのサラリーマンの顔を見て、ある事に気付きます
夢野 久作(KP):それは……その顔が、笑んでいる……笑んでいるなら何も問題もないが、
夢野 久作(KP):それが……張り付けたような、奇妙に造り物めいた笑みであること
夢野 久作(KP):そして、行き交う人を……ふと見れば、
夢野 久作(KP):その全ての人が、同じような笑みを、不自然に浮かべている事
夢野 久作(KP):……加えて、
夢野 久作(KP):貴方は、個人経営の古本屋、その軒先に並べられた本を見て、 何か、普通と違う事に気が付きます
夢野 久作(KP):(スペシャル分)
リントヴルム:(わぁい!
リントヴルム:「(何だろう……笑ってるけど、不自然っていうか。この人だけじゃなくて……)」
夢野 久作(KP):本が……だいたいは普通に見えるのですが……
夢野 久作(KP):一部、文字化けとしか思えないタイトルの本とか、
夢野 久作(KP):エキサイト翻訳みたいな本とか、
夢野 久作(KP):   む と む と むとは?
夢野 久作(KP):なんて、タイトルの本が見えたりしますね。
リントヴルム:「(あのお店、何か……何か、変な本が置いてある‥…?)」
リントヴルム:ちらっと視界にそんな事を確認しながら、目の前のサラリーマンに、
リントヴルム:「あの、むにかえるって、どういう事ですか…? なのに、帰ってはいけないって」
夢野 久作(KP):[
夢野 久作(KP):「かえってはいけません。むに。わたしはむ。あなたはむ。むむむむむ」
リントヴルム:「だ、大丈夫ですか……?」
夢野 久作(KP):サラリーマンと、話は出来ますが噛み合わない……深い違和感の溝がありますね、
夢野 久作(KP):一方、笑みはずっと浮かべていますが
夢野 久作(KP):シークレットダイス
夢野 久作(KP):ここでふと私は何かを振ります
リントヴルム:どきっ
夢野 久作(KP):おきになさらず (?)
リントヴルム:(こわい
リントヴルム:どうやらこの街は明らかに様子がおかしいぞ、と理解して、
リントヴルム:最後に、もうひとつだけと、お空を指差して。
リントヴルム:「あの、空でぐるぐるしてるのって、いつからあるかご存知ですか……?」
夢野 久作(KP):「あの空ははじめにあるものです」
夢野 久作(KP):「あの空はおわりにあるものです」
夢野 久作(KP):「あの空はすべてにあるものです」
夢野 久作(KP):「ご存知ないのですか、なら貴方は知らなければならない」
夢野 久作(KP):「いえ、知らなくてもよいでしょう」
夢野 久作(KP):「ただ  」
夢野 久作(KP):「貴方は              呼ばれたのですか」
夢野 久作(KP):繰り返すように、サラリーマンは言います。
リントヴルム:「え、えぇと……ずっとあるって事……?」
リントヴルム:「呼ばれた、訳ではないと思ってますけど……」何だかちょっと不安になってきた
夢野 久作(KP):「……」
夢野 久作(KP):にこにこと、にこにこと、にこにこと、
夢野 久作(KP):張り付けた笑みで、サラリーマンは笑い続けて、
夢野 久作(KP):そしてふっと踵を返して何処かへ歩き出してしまいます
夢野 久作(KP):ふと、周りを見れば、
夢野 久作(KP):他の行き交う姿が……
夢野 久作(KP):にこにこと、にこにこと、にこにこと、
夢野 久作(KP):貴方を眺めているのにも気付いたかもしれませんが
リントヴルム:「ううん、ええと。引き留めてごめんなさい、ありがとうございました……」
夢野 久作(KP):彼らから、貴方にアプローチする事はありませんね
リントヴルム:と、釈然としないけれどもひとまずサラリーマンにはぺこりと頭を下げて、
リントヴルム:ふと視線を移した時に周りの視線に気づいてちょっと怯みます。
リントヴルム:「……皆変、っていうか」
リントヴルム:「ここの人からしたら、もしかしたら俺が変……?」
リントヴルム:ともかく、と少し居心地悪げに、さっき見えた古本屋さんの方へ足を向けます。
リントヴルム:文字化けの本とか、手に取ってみようかな。
夢野 久作(KP):古本屋に向かうと……本本本、と、細長い店の奥に暇そうな中年店主が一人座ってるのが見えますね
夢野 久作(KP):文字化けの本、読んでみるなら<図書館>でどうぞ
リントヴルム:ccb<=70 図書館
Cthulhu : (1D100<=70) → 53 → 成功

リントヴルム:お店番さんがいるのをちらっと見つつ、ぱらっと捲ってみよう。
夢野 久作(KP):貴方が本をめくってみれば、見えるのはやはり文字化けめいた列です
夢野 久作(KP):「莢贋?鴻??あ??賢??????

莢贋?鴻??あ??????с????

???閶???篁??????????
莢贋?鴻??あ???障?
??????
紊≪??????????
?????????障????????」

リントヴルム:「(これ、わざと……? いや、でもこんなんじゃ売れる訳ないし……)」
夢野 久作(KP):そうして本をめくる貴方を、店主はいつしか見やっていますけど
夢野 久作(KP):ただ張り付けた笑みで、話しかけてきはしません
リントヴルム:ぐぐぐ、と首を傾げたりさかさまにしてみたりしつつ、
リントヴルム:お店の人がこっちを見ているのに気付いてはっと奇行をやめて本を閉じ閉じ。
リントヴルム:「(この人も、さっきの人みたいだな……)」
リントヴルム:エキサイト翻訳っぽい本も見てみます。
リントヴルム:こっちも図書館かな。
夢野 久作(KP):では<図書館>で
リントヴルム:ccb<=70 図書館
Cthulhu : (1D100<=70) → 31 → 成功

夢野 久作(KP):インテリン君だ
リントヴルム:インテリン
リントヴルム:本大好きりんりん
夢野 久作(KP):「なきそれを持たないものには気を付与して
夢野 久作(KP): しては許可しないもの
夢野 久作(KP): 聞かなかった成功です」
夢野 久作(KP):これもこれでよくわかりませんね
リントヴルム:「(これも、お店に出すような本にはとても見えないけれど……)」
リントヴルム:「なきそれ……」 ちょっとサラリーマンの言葉を思い返したりしながら、
リントヴルム:うぅん、って首を傾げつつ本を閉じて、「   む と む と むとは?」ってタイトルの本に目を移そうかな。
リントヴルム:「こっちは読めるかな……一応、他のよりはちゃんとした言葉で書かれてそうっぽいけど」
夢野 久作(KP):その本は、開いてみると、ただ白紙ですね
リントヴルム:「まっしろ?」
リントヴルム:むむむ、とちょっと持ち上げたて斜めに見てみたりしながら、
夢野 久作(KP):最後までめくってみても 何も 書いてあるところはありません
リントヴルム:「こ、これで本屋さんできるの……?」 って頭の上に???を浮かべて本を閉じます。
夢野 久作(KP):店主はずっと貴方を見ています
リントヴルム:それから店主さんに視線を向けて、話し掛けてみよう。
リントヴルム:「こんにちは」
夢野 久作(KP):「……空を見たならおまえは空を見ないべきだ、空を見ないならおまえは空を見るべきだ」
夢野 久作(KP):「おまえはここにいるべきだ。おまえはここにいないべきだ」
夢野 久作(KP):「むはむでありむはむであり、むはすべてむなのだから」
夢野 久作(KP):店主はじっと貴方を見たまま、言います
リントヴルム:「空? え、えぇ……(何だか反対の事ばっかり言ってる)」
リントヴルム:「その、あなたは、呼ばれた人なんですか?」
夢野 久作(KP):「呼ばれたのは、貴方なのではないのか」
夢野 久作(KP):店主も、やはりサラリーマンと同じに、要領を得ない事しか言わないようです
リントヴルム:「俺は呼ばれてない筈……多分、ですけど……でも」
リントヴルム:「変な事に巻き込まれちゃったみたいなのは確かだしな……」
夢野 久作(KP):シークレットダイス
夢野 久作(KP):シークレットダイス
リントヴルム:(こわい
夢野 久作(KP):シークレットダイス
夢野 久作(KP):二回目は間違えました(
夢野 久作(KP):こわくないよ!!!
リントヴルム:あるある…!
リントヴルム:本当だったらいいなあああ
夢野 久作(KP):こわくありませんが、リン君のSAN値が82に削れました
リントヴルム:!???
リントヴルム:手許も削りつつ、やっぱり怖いやつじゃないのですかーーー
夢野 久作(KP):しかし貴方の精神に異常はありません、貴方の精神に異常はありません、私の精神にも無論異常はありませんよ
夢野 久作(KP):さて、何処かに行ってみるなら何処でも行けますが
リントヴルム:ぐるぐるしつつ、
リントヴルム:「ううん、すみません、お時間とらせました」 とお店から出て、
リントヴルム:よく知ってる街、って事は、自分の家に行ってみようかな。
リントヴルム:行ける?
夢野 久作(KP):行けます
リントヴルム:行ってみます!
リントヴルム:「何だか変な事だらけだけど……でも、此処、俺の街だよね」
夢野 久作(KP):では、貴方は自分の家に向かってみました……空はいつしか桃色に染まり、雲は沈んだ茶に淀んでいます
リントヴルム:「父様や母様だったら……」
夢野 久作(KP):自宅は……いつもと変わりなく其処にあります。、
リントヴルム:家族なら話が通じるんじゃないかってちょっと期待しながら、ふと空の色に目を細めて、
夢野 久作(KP):鍵があれば普通にあいて入れますし。
リントヴルム:「夕焼け、とも何か違う、変わった色……」
夢野 久作(KP):ただ、同居人は、いたとしても……今はいないようですね。誰も。
リントヴルム:門の鍵を開けて、インターホンにただいまって言って中に入ります。
リントヴルム:「誰もいない……?」
リントヴルム:おかしいな、母様が留守の時は教えてくれる筈だけど、と首を傾げつつ、
リントヴルム:「何処かでかけたの? ううん、お話がしたかったのに……」
夢野 久作(KP):家に入れば、様子は普段と何も変わりません ただ、魔導書やアーティファクトがもしあるなら、
夢野 久作(KP):それは見当たりませんね
リントヴルム:魔導書は流石にもってないよ!
リントヴルム:一度、そうしたら自分の部屋に戻って
リントヴルム:どうしようかな、いつものお出かけする時の鞄とかくらいは持って行こう
リントヴルム:あと、スマホで今日の日付とかって確認できます?
夢野 久作(KP):はい スマホを見ると、日付は普通……目覚める前と同じ時間軸に見えますね 4日うたたねしたら4日目覚めるとかの
リントヴルム:ふむふむ。
リントヴルム:「前みたいに、変なとこに飛ばされたって訳ではないのかな」
リントヴルム:「でも、いやいや、明らかにおかしいし……ただの夢とかなら良いんだけど」
夢野 久作(KP):……そうして、同居者がいないのを確認したり鞄を携えたりスマホをチェックしたり、していると、
夢野 久作(KP):ふと。突然に……貴方は、
夢野 久作(KP):……早く、この部屋から……この家から、でなければ……
夢野 久作(KP):という衝動にかられます。
夢野 久作(KP):そして、そのまま、やみくもに家から出てしまう事でしょう。
リントヴルム:「……変だよね、っていうか」
リントヴルム:「街が変なのに、俺の家だけ変じゃないなんて訳……」
リントヴルム:ちょっとぞっとして、人気のない家から飛び出します。
夢野 久作(KP):…… 自宅もおかしいのでは、と思った、
夢野 久作(KP):それは道理なれど、……あまりにも唐突で多大なのではと思われる衝動に、
夢野 久作(KP):貴方は少し、不可思議を覚えたかもしれない。
夢野 久作(KP):そんな貴方の見る先で。自宅からやや離れたそこから見る先で。
夢野 久作(KP):貴方は、自宅に、入っていく一人の影を見た。
夢野 久作(KP):それは、見慣れている……だが見慣れないともいえるだろう姿だ。
夢野 久作(KP):   貴方自身、としか見えない、後ろ姿、だ。
夢野 久作(KP):……貴方は冷や汗を身に覚えただろう。
夢野 久作(KP):……もう、此処には、行かない方がいいかもしれませんね。
リントヴルム:「え────」
リントヴルム:「待って、あれ…………」
リントヴルム:「……待ってよ、待ってよ、やっぱり俺の方が異物だって事なんじゃ」
リントヴルム:「それじゃあ、呼ばれたっていうのはやっぱり……」
リントヴルム:「…………」 ともかく、であるならなおさら自分と対面するなんて恐ろしい、と、
リントヴルム:足早に自宅から遠ざかろうとします。
夢野 久作(KP):シークレットダイス
リントヴルム:「どうしよう……それじゃあ、何処にも知り合いも誰もいないんじゃ」
リントヴルム:(正座
夢野 久作(KP):自宅から、遠ざかる……貴方は、何処へ足を向けるでしょうか。
夢野 久作(KP):なお、貴方のSAN値は、76です。
リントヴルム:ごりっといってるうう
リントヴルム:「この街の事を調べないと、何処へ行ったら」 考え込んで
リントヴルム:「図書館とか行けば、新聞とか色々あるよね。お店の本はああだったけど」
リントヴルム:「流石に、図書館まで変な本ばっかじゃないよね」
リントヴルム:って、街の図書館に行きたいです。
夢野 久作(KP):はい では、貴方は、図書館へ向かいました。行く途中、街路樹をふと見えば、さっきまで咲き誇っていたはずの花が、散りゆいていました
夢野 久作(KP):図書館にたどりついて、何かないかと探す……貴方は、
夢野 久作(KP):<図書館>か<目星>でどうぞ 両方振ってもいいですよ !
リントヴルム:「あれ、お花が……」 奇妙な空の事と云い、やはり奇妙を同中覚えつつも、
リントヴルム:図書館にとっとことっとこ、何としても自分の置かれた状況の手掛かりをって、
リントヴルム:折角だから両方行きます!
リントヴルム:ccb<=70 図書館
Cthulhu : (1D100<=70) → 2 → 決定的成功/スペシャル

リントヴルム:ccb<=74 目星
Cthulhu : (1D100<=74) → 23 → 成功

夢野 久作(KP):つ お い
リントヴルム:絶対に見つけるという決意
リントヴルム:(生き残れる気がしてきました
夢野 久作(KP):では、貴方は四冊の本が図書館の机の一つに重ねられて置いてるのに目がゆきますね
夢野 久作(KP):和綴じの本、
夢野 久作(KP):新書サイズの本、黒い表紙の手帳、半分朽ちたような古い本、の四冊です
夢野 久作(KP):どれでも全部でも読めます
リントヴルム:図書館の様子を見つつ、ふっと机の方へ歩いていって、
リントヴルム:ひとまず、手帳を手に取ってみます。
リントヴルム:「こんな処に、誰かの忘れ物?」
リントヴルム:名前とか書いてあるかなって、持ち主さんが分かりそうな事を探してぺらっと表紙をめくってみます。
夢野 久作(KP):手帳を開く、貴方は、こんな文章を目にします、
夢野 久作(KP):「ここで消えてしまえ
ここで消えてしまえ
ここで消えてしまえ
ここで消えてしまえ
ここで消えてしまえ
ここで消えてしまえ
ここで消えてしまえ
ここで消えてしまえ
ここで消えてしまえ
ここで消えてしまえ
ここで消えてしまえ

夢野 久作(KP):おまえを呼ぶ声に従うといい
おまえを呼ぶ声に従うときっといい
とても素敵だ
ここで消えてしまいなさい」

リントヴルム:「…………っ」
夢野 久作(KP):その……手記のようなものからは、何か、明確な悪意が感じられたでしょう。
リントヴルム:「消えてしまえだなんて、そんな事」
リントヴルム:「いや、……それより、消えてしまえって」
リントヴルム:「…………やっぱり、呼ばれては、いけないって事」
リントヴルム:何処か嫌な感情に眉を顰めて、そっと手帳を閉じると、
リントヴルム:新書サイズの本を、次は開いてみます。
夢野 久作(KP):新書サイズの本を開くと、貴方はこんな文字列を目にします。
夢野 久作(KP):「"$BA4$F$K$7$F0l$D$G$&quot;$kL5L&gt;$NL8$+$i@8$^$l$7%h%0!a%=%H!&lt;%9$,;YG[$9$k;~4V$H$O@5$7$/$=$&!&quot;$&quot;$NJ}$NL4$G$&quot;$k$KJQ$o$i$:!&quot;2f!9$,B8:_$r5v$5$l$?$3$N@$3&$O$&quot;$NJ}$NL4$N&gt;e@!$_$G$&quot;$k!#$&quot;$NJ}$NL4$N@$3&$O2?AX$+$KJ,$+$l!&quot;2f!9$OL4$G$&quot;$k$3$H$rG&039;&lt;1$9$k$3$H$,$G$-$k$N$G$&quot;$k!#68$C$?%M%:%_$?$A$NLv$j68$&5\EB$KL2$k:.FY$NCf?4!&quot;Kb2&%&quot;%6%H!&lt;%9!#2f$i$O$=$NL4$N0lIt$G$7$+L5$$!#2f!9$OL4$G$J$1$l$P$J$i$J$$!#L5$K4T$k$3$H$O!&quot;2f!9$K5v$5$l$:!&quot;2f!9$b$^$?$=$l$r&lt;u$1F~$l$J$$!#(B"」
夢野 久作(KP):また、文字化けしたような、意味のとれない文字列です。
リントヴルム:「これも、あの本屋さんのみたいになってる……」
リントヴルム:諦めて本を閉じると、じゃあ次は和綴じの本を開きます。
リントヴルム:「手帳の文字は普通だったよね……手書きは大丈夫って事なのかな……?」
夢野 久作(KP):和綴じの本を開くと、こんな文章が書かれています。
夢野 久作(KP):「我々の存在は笛の音に合わせ
おどり くゆる 漂う上澄み
我々の存在は太鼓の音に合わせ泳ぎ
そして姿形は水泡のように登り登り登り
上澄みとしての権能を賜った我々に永遠の幸福は訪れ
我々は死にゆく時と死の中に在る
下層はそれを認識することなく煌々と 煌々と 丸い時間に生きる
我々はよりゆめに近く
近く 近く 近く
そして進む歯車に砕かれ 砕かれ 砕かれて そして」

リントヴルム:太鼓の音……ウッ
リントヴルム:「これは、ちゃんと読める。でも何だか、詩みたい」
夢野 久作(KP):お察し案件
リントヴルム:察しました
リントヴルム:「ゆめ」
リントヴルム:「夢……?」
リントヴルム:「むって、無じゃなくて夢の事?」
リントヴルム:「むに帰らなければいけないけど、むに帰ることはしてはならない……って言ってたっけ」
リントヴルム:「……でも、帰るってどうやって」
リントヴルム:考えながら、ぱたんと本を閉じて、
リントヴルム:最後に、半分朽ちたような古い本を開きます。
夢野 久作(KP):では、最後に残ったその本を開けると、軋む音とともに、
夢野 久作(KP):こんな文章が劣化した頁にかろうじて読めます。
夢野 久作(KP):「……私は、気が付くと、一本道の上に立っていた。
 真っ直ぐに伸びた……何処までも遠く伸びている道である。……辺りは、霧に包まれて……ただ、灰色の、リッパに造られた道路が、何処までも何処までも……見えるばかりである……。
 ……ハテ、此処は一タイ、何処だろうか……。
 ……私はまだ、 の にいるのかしらん……。
 ……思い思い、眼をグルグルとさせて辺りを見廻しながら……私はフト振り向いて、愕然とした。
 其処には、やはり何処までも道路が続いていたが……イヤ、続いていたのだったが……私の眼に映り込んできたのは、それが、崩壊していく有り様だった。私の方に向かって……。私を食ってやろうとするように……。飢えた獣のような物凄さで……。」

夢野 久作(KP):それはどうやら小説のようだった。極めて古びて……最初の辺りしか読めないが、そんなあらすじの……かろうじて読み取れる背表紙のタイトルは、「虚ろの街」とあった。
リントヴルム:ぼろぼろの本を慎重に開いて、
リントヴルム:「……これ、すごく覚えがある、っていうか」
リントヴルム:「虚ろの街……此処は、虚ろの街……?」
リントヴルム:「此処に来た誰かが書いたのかな、それとも、この街そのものが……お話だとか」
リントヴルム:読める範囲の文字をざっと追って、また慎重に頁を閉じます。
夢野 久作(KP):シークレットダイス
リントヴルム:この本って、持って行けるのかしら? とふと。
夢野 久作(KP):また振り間違えたところはあります
リントヴルム:(また何かが削れる気配
リントヴルム:あるある、あるある
夢野 久作(KP):本は持ち出し禁止ですが、さっきクリティカル出たので、何か一冊持っててもいいですよ!
夢野 久作(KP):(役に立つとはいわない)
リントヴルム:わぁい!
夢野 久作(KP):シークレットダイス
リントヴルム:訳に立たなくても、良い‥…!
リントヴルム:虚ろの街持って行きます!
夢野 久作(KP):シークレットダイス
夢野 久作(KP):どうぞ! つ
リントヴルム:「何だろう。何だかこの本の文章」
リントヴルム:「ちょっと、憶えがある気がするんだ」
リントヴルム:って謎の懐かしさはなんとか体験的なものとして置いておいて、
夢野 久作(KP):(・v・ )
夢野 久作(KP):リン君のSAN値は、今、57です
リントヴルム:(読書家だよ、きっと読んだ事あるよ
リントヴルム:めっちゃへって
リントヴルム:あ、不定領域
夢野 久作(KP):大丈夫です 貴方は正気です
夢野 久作(KP):貴方は正気です
夢野 久作(KP):貴方は一番よく知っているでしょう、貴方は正気です
リントヴルム:ンンッ、ハイ(がくぶる
夢野 久作(KP):正気の確証ナド誰にも出来ないものですがね
リントヴルム:俺は正気です
夢野 久作(KP):ともあれ正気です ので とりあえず貴方は図書館を後にするでしょうか
リントヴルム:本を手に、図書館を出て、また空を見上げたりしながら、何処へ行こうかと考えつつ
夢野 久作(KP):出るならば……出たならば、貴方はその歩き始めたすぐ後に、
夢野 久作(KP):一人の住民らしき人影とすれ違う事でしょう。
夢野 久作(KP):ただの住民、ただの奇妙な住民、そう思われる、
夢野 久作(KP):ただどこか、張り付けた笑み以上の違和感を覚えて……
夢野 久作(KP):貴方が振り向いたなら、見る筈だ。 「目が合う」筈だ。
夢野 久作(KP):ひとつきりしかない、その瞳と。
リントヴルム:「(あ、また人…………?)」
夢野 久作(KP):一つ目の、耳も鼻も口もない、顔。
リントヴルム:「────!?」
夢野 久作(KP):墨で塗りつぶしたような、真っ黒でぐちゃぐちゃな、顔、
夢野 久作(KP):そんな姿は、貴方を一瞬見たけれど、どうでもいい……というように、すぐに目をそらし、歩き去ってしまう。
リントヴルム:「ひ、人じゃ……っ」
リントヴルム:「…………いや、いや、」
リントヴルム:動揺しつつも、歩き去るその後姿を見て、
リントヴルム:その後を追いかけていく事って、できそうです?
夢野 久作(KP):追いたければ追って貰っても大丈夫です!
夢野 久作(KP):の前に、貴方はその姿を思い出す傍ら、気付きます
夢野 久作(KP):それが、何か呟いていた事に
リントヴルム:追いかけてみます……!しつつ、
夢野 久作(KP):何か…… ひどく不愉快な、呪いのようなことばを、 ぶつぶつと。
夢野 久作(KP):あれはいったい何だったのか、考えても……わかりはしないでしょう。今のところは。
リントヴルム:「さっきの、人?何か変な事ぶつぶつと……気味が悪かったけど」
夢野 久作(KP):そして、ふと。貴方の持ってきた本の中から、一枚、紙が落ちます。
リントヴルム:「ここの人達、そもそも、ちゃんと生活してるの……? 此処って、何の為の街なんだろう」
夢野 久作(KP):さっきは気付かなかったのか? その小さな紙切れには、
夢野 久作(KP): 「ここでしになさい」
夢野 久作(KP):そう、書かれています。
リントヴルム:そんな事を考えていたら、ひらっと視界を横切る紙におや、と視線を落とします。
リントヴルム:拾い上げて、その内容を見て、ちょっと眉を顰めます。
夢野 久作(KP):イヤに整った字体の……ペンで書かれたような……
夢野 久作(KP):綺麗過ぎて、だれが書いたのかもわからないような……
リントヴルム:「しになさい……?」
夢野 久作(KP):内容は明らかに奇妙なものだったが……
夢野 久作(KP):何か……これは、事実、なのだろう、……そんな一つの思考を、貴方は抱いたかもしれない。
リントヴルム:「…………しぬ」
リントヴルム:「死ねば出られる……? いや、でもそんな」
リントヴルム:「だけど、何だろう、何か気になるな」
夢野 久作(KP):…… さて、貴方が、あの異形を追うのならば、追ったのならば、
夢野 久作(KP):辿り着いたのは、やはり見慣れた公園の前ですね。
夢野 久作(KP):ただ、その様子は、見慣れたものと少々違うようです。
リントヴルム:考え込んでも仕方ない、と、見失う前に足早に先程の影を追って、
リントヴルム:「ここは、公園……? 何だろう、何か……」
リントヴルム:辺りを見渡してみます。
夢野 久作(KP):公園の入り口……辺りには、昼間だというのに、だれも姿が見当たりません。
夢野 久作(KP):静まりかえり……公園には厚い靄がかかっており、周りを囲う木々や背の低い塀から先の内側は真っ白で、
夢野 久作(KP):一寸先は闇、のように……ただただ、真っ白で、 何の様子も窺えません。
夢野 久作(KP):ただ、貴方は、何かにつられるように……其処へ、足を踏み入れてしまう事でしょう。
リントヴルム:「この時間なら子供が遊んでても良さそうだし、……それに、この白いの」
リントヴルム:「霧? 靄? こんなの見た事ない」
リントヴルム:何だかとても嫌な予感はするけれど、何故だかふらりと、
リントヴルム:「……何か、あるの? 誰か、いるの?」
夢野 久作(KP):つい踏み込んでしまった、その先で……<目星>をどうぞ
リントヴルム:ccb<=74 目星
Cthulhu : (1D100<=74) → 86 → 失敗

リントヴルム:おっとぉ
夢野 久作(KP):そういうことも ありますね
リントヴルム:今までの出目を思えば、それでも良い方ですよね
夢野 久作(KP):ではワンチャン<聞き耳>でどうぞ
リントヴルム:ccb<=70 聞き耳
Cthulhu : (1D100<=70) → 50 → 成功

リントヴルム:やさしい(やさしい
夢野 久作(KP):では、貴方は……何か、めまいのような感覚を覚えます
夢野 久作(KP):何か……不快な音が、一瞬、耳に入ったような気がして……
夢野 久作(KP):そんな貴方の視界に、あるものが映ります。他の遊具など真っ白に飲まれて見えない中で、一つ、
夢野 久作(KP):ユラリ……揺れる、黒いゆりかごが……。
リントヴルム:「…………、っ……」 くらりと、不意の感覚に目許を押さえて、
夢野 久作(KP):それに近づけば、近づくにつれ、貴方は覚える、
夢野 久作(KP):耳に入る音が、増していく感覚を。
リントヴルム:「今、何か……」 何処から? と思って見れば白の中、不気味に揺れる黒いゆりかご。
夢野 久作(KP):不愉快な……身を蝕む毒のような呪いみた……乱れた太鼓の音のような……か細い風めく……
リントヴルム:「この音、あそこ、から……」
夢野 久作(KP):増す音に、貴方は漠然とした不安と、のしかかる恐怖とを感じるだろう。
夢野 久作(KP):近づけば、 近づかなくとも、それを見据え続けたなら、
夢野 久作(KP):黒いゆりかごはぎしりと大きく軋み揺らぎ、
夢野 久作(KP):    パンッ
夢野 久作(KP):乾いた炸裂音を、響かせる。
リントヴルム:「(何、何かいるの……あの本に書いてあったみたいな音……)」 目を逸らせず、見ている内に、
リントヴルム:「────っ」 炸裂音に、びくり。
夢野 久作(KP):そうして、貴方は……気が付けば、立ちつくしていただろう。子供が多々いる、賑やかな、尋常めいた公園の砂場に。
リントヴルム:「……え」
夢野 久作(KP):……夢でも見ていたのだろうか、 そう、貴方は思うかもしれない。
リントヴルム:ゆっくりと瞳を瞬いて、先程ゆりかごがあった方を見て、それから辺りを見渡して。
リントヴルム:「……ゆめ? いや、でも、ずっと俺は公園に……」
夢野 久作(KP):  「ねえ、お兄さん。こんなところで何してるの?」
夢野 久作(KP):その足元から、声がかけられる。
リントヴルム:「あ」
夢野 久作(KP):見れば、砂場にしゃがみ込む一人の少年がいる。……八歳やそこらだろうか?
リントヴルム:不意にかかった声に、そちらへと視線を向けます。
夢野 久作(KP):少年は貴方の事を見るはなく、その声は賑やかな中でもよく聞こえる。
リントヴルム:「ああ、ええと。何だかちょっと眩暈がして」
リントヴルム:「……きみ、普通に話せるの……?」
夢野 久作(KP):「病気? お兄さん、病気なの?」
夢野 久作(KP):「普通? 普通って、何の事?」
夢野 久作(KP):その言葉は幼いけれど、他の住民と比べたら普通に会話出来るように見えますね
リントヴルム:「ううん、俺は病気とかじゃないよ。何だか、変な音が聞こえてね」
リントヴルム:「太鼓の音みたいな……何だかそれがとても気持ち悪くて」
リントヴルム:「えぇと、普通っていうのは……そりゃそうか、変な事聞いたかな」
夢野 久作(KP):「……お兄さん、よくわからないけど、
夢野 久作(KP):「なんだか、大変みたいだね」
夢野 久作(KP):「大丈夫? 僕に、てつだえることある?」
リントヴルム:「……そうだね、ちょっと、大変かな」 って苦笑しつつ、
夢野 久作(KP):なんていう、少年は相変わらず貴方を見る様子はありません
リントヴルム:「……ありがとう、なら、ちょっとだけ聞いてもいいかな。
夢野 久作(KP):「うん、なに?」 首をかしげて
リントヴルム:俺、どうやらこの街の人じゃないみたいなんだけど、
リントヴルム:きみは、今までそういう人を見た事って、ある?」
夢野 久作(KP):「あるよ。 この街の人じゃない人は、たまにくるんだよ」
リントヴルム:と、少年の方を見て、視線を落としたままの姿に、砂遊びでもしているのかなと。
夢野 久作(KP):「でもね、みんな、僕が案内してあげてるんだ」
夢野 久作(KP):「お兄さんも、案内してあげようか?」
夢野 久作(KP):  「今は、まだ、できないけど」
夢野 久作(KP):「——お兄さん。この街は、楽しくない?」
夢野 久作(KP):そういう、少年の顔を、覗き込んでみる事も出来ますが
リントヴルム:「そうなんだ、きみは優しいんだね。うん、もし帰れるなら、帰り道を教えてくれると嬉しいな」
リントヴルム:「今はまだだめ、っていうのは、何か決まり事があったりするのかな」
リントヴルム:「……この街は。何だろう、楽しいとか、楽しくないとかは正直、あまり分からないんだ。
リントヴルム:だって、やっぱり見知った人がいなかったり、話が通じない人だらけなのは怖いもの」
リントヴルム:そう答えながら、少年の顔を少し、覗き込んでみましょう。
夢野 久作(KP):少年の顔をのぞき込めば……少年は、楽しそうな顔をしています。
夢野 久作(KP):少年は、先刻の異形とは違い、まともな顔をしています。
夢野 久作(KP):けれど…… どんな顔つきか、かわいいのか、年相応なのか、そんな、いろいろな事が、
夢野 久作(KP):よくわからないような気持ちになります。見た瞬間、忘れてしまうような、そんな顔だと、貴方は思います。
夢野 久作(KP):「……そっか。」
夢野 久作(KP):「あのね。この街は、特別なんだよ。きっと、もっと、楽しくなるよ。」
夢野 久作(KP):「それに、もっと。この街の外は、もっと、楽しいんだよ」
リントヴルム:貼り付けたような笑みではない、黒く塗りつぶされた異形でもない、その事に安堵しつつも、
夢野 久作(KP):「街の外に、一度 出てみたら、 どうかなあ」
夢野 久作(KP):なんて、言いながら、
夢野 久作(KP):言って……
夢野 久作(KP):それを聞いた貴方は、
夢野 久作(KP):貴方の視界は、暗転します。
夢野 久作(KP):そして、気が付けば、街の何処かで。
夢野 久作(KP):あるいはカフェの一席で。あるいはベンチの片隅で。
夢野 久作(KP):うたた寝から覚めるように、意識を取り戻すでしょう。
リントヴルム:何処か捉えどころのない顔立ちを見詰めながら、口を開こうとして、そこで、
リントヴルム:「…………ん」
リントヴルム:「あ、れ……」 ふと、顔を上げれば公演ではなく何処かのカフェのテラス席か何かでしょう、
リントヴルム:覚えの無い場所で目を覚まして、惚けたように辺りを見回します。
リントヴルム:「さっきの、男の子は……」
リントヴルム:「……ええと、何を話していたんだっけ」 そう、この街の事を聞いたんだった、と、
夢野 久作(KP):辺りは、ただ……客でにぎわって、彼らも、忙しげな店員も、普通の、
夢野 久作(KP):ただよく聞けば少しおかしなやりとり、をしているばかりです。
リントヴルム:「街の外に、出て」 そういえば、考えつかなかったなとぽつりと少年の言葉を反芻します。
リントヴルム:辺りの様子を見ながら、ちょっぴり耳を聳てつつ、席を立ちます。
夢野 久作(KP):……さて、外に出たならば、
夢野 久作(KP):何か、辺りの景色がおかしな事に気が付きます。
夢野 久作(KP):向かいの道路の……ビルとビルが……
夢野 久作(KP):それぞれやや傾き、溶け合い、融合しているような……
夢野 久作(KP):他を見ても……他の建物にも、同じようなそれが見えるような……
夢野 久作(KP):シークレットダイス
リントヴルム:「……さっきまで、こんな事なかったのに」
夢野 久作(KP):シークレットダイス
リントヴルム:「いや、あの公園だっておかしかったけど……でも」
リントヴルム:「空の色がちょっと変だってくらいだったよね……?」
夢野 久作(KP):そんな異常を見ている、貴方はやはり正気ですが、
夢野 久作(KP):SAN値は34です
リントヴルム:(絶対ごりごり下がってると思ってたこわいこわい
夢野 久作(KP):まだヨハンより上だから大丈夫!(雑励まし)
リントヴルム:景色が変わって見えるのって多分んんんとか思いながら
リントヴルム:ウッ、ヨハンさん……
夢野 久作(KP):   「もし」
夢野 久作(KP):貴方は、ふと、声をかけられます。
リントヴルム:「あ、俺……?」 不意に、声をかけられてきょろ、と声の方を見ます。
夢野 久作(KP):振り向けば、温和そうな老婆が……縁石に座り、貴方を手招きしています。
リントヴルム:手招きを受けて、老婆の方へと脚を踏み出します。
夢野 久作(KP):「おやおや、貴方は呼ばれたんだねぇ」
リントヴルム:「こんにちは、何か御用ですか?」
リントヴルム:「呼ばれ……」
夢野 久作(KP):老婆は、貴方の声には応えず、ただ一方的に話し続けます。
夢野 久作(KP):「むへ帰ってはいけないよ。むへとまだ帰る気があるのなら最期の場所へ行くといい。最期の場所を降りて降りて、降りた先はゆめうつつ色。ネズミ達の踊る場所へと出ればおしまい。さあ探しておいで」
夢野 久作(KP):そうして……笑顔のまま、時がとまったように、ぴくりとも動かなくなります。
リントヴルム:「あ、あの、他の人も同じことを言いますけどそれって……」 と問い掛けようとして、
リントヴルム:この人ともどうやら会話は成立していない様子を悟れば一瞬口を噤み、
リントヴルム:「……最期の場所」
リントヴルム:「最期、場所っていったら」
リントヴルム:「お葬式……お寺とか、教会?」
夢野 久作(KP):何処に向かってみますか?
リントヴルム:教会かお寺か、この街にありそうですか?
夢野 久作(KP):はい、教会もお寺もありますね
リントヴルム:じゃあ、取り敢えず教会に行ってみようかな。
夢野 久作(KP):では、貴方は教会に向かいました。都市型の、大きくはない教会。保育園が併設されてるみたいな教会です。
夢野 久作(KP):ただ、今日は、静まりかえっていますね。
リントヴルム:「……そうそうお葬式なんてやってない、か」
夢野 久作(KP):その裏には、小規模な墓地もあります。教会関係の人が入る墓地です。
リントヴルム:「お墓……」
リントヴルム:最期に眠る場所、ならお墓なのかもしれないなんて考えつつ
夢野 久作(KP):<聞き耳>をどうぞ
リントヴルム:裏手の墓地に回ってみます。
リントヴルム:ccb<=70 聞き耳
Cthulhu : (1D100<=70) → 72 → 失敗

夢野 久作(KP):おしい
リントヴルム:出目にがんばれがんばれ、2たりなかった
夢野 久作(KP):ではさて、ともかく貴方は墓地に向かいました。其処には教会墓や家族墓やがぽつりぽつりと並んでいて、花があちこちそえられています
夢野 久作(KP):<目星>でどうぞ
リントヴルム:ccb<=74 目星
Cthulhu : (1D100<=74) → 56 → 成功

夢野 久作(KP):では、貴方はその中に……
夢野 久作(KP):   リントヴルム・トア・ローゼンブラット
夢野 久作(KP):to
夢野 久作(KP):と
夢野 久作(KP):書かれた墓を見つけますね
リントヴルム:「俺の、お墓……?」
夢野 久作(KP):其処には鮮やかなうつくしい花がたくさん添えられています
夢野 久作(KP):貴方はとても 愛されたものだったのでしょう
夢野 久作(KP):——
夢野 久作(KP):               自分は     でも    死んでいない筈なのではないか
夢野 久作(KP):思ったなら あるいは墓に手を伸ばしたなら 貴方は、その耳に、ふと声を聞きます
夢野 久作(KP):美しい女の声の……レクイエムを
リントヴルム:そのお墓の前に立って、献花を、何処か信じ難いものを見るような面持ちで見ながら、
リントヴルム:思わず、しゃがみ込みそうになったその時、ふと聞こえた美しい声。
リントヴルム:「……歌が」
リントヴルム:「これ、レクイエム……? 誰が歌って……」
リントヴルム:声の聞こえる方へと耳を澄ませます。
夢野 久作(KP):その歌声に、 何処からするのかと、耳を済ませれば、方向はわかります、
夢野 久作(KP):そして歩き探ったなら……わかるでしょう。それが、礼拝堂からしている事が。
リントヴルム:「こっち……礼拝堂の、中……?」 と、声のする方へと視線を向けて、
リントヴルム:礼拝堂へと歩いていきます。
リントヴルム:中には入れそうかしら。
夢野 久作(KP):礼拝堂の扉は少しだけ開き、麗らかな日光めく光が漏れているのが見えます
夢野 久作(KP):開けば、中に入れます
リントヴルム:「光が……」
リントヴルム:何処か引き寄せられるように、扉をそっと、開いて中を覗いてみます。
夢野 久作(KP):扉を開くと…… 其処には、誰もいないのが見えます。
夢野 久作(KP):ですが、歌声は、なお聞こえています。
夢野 久作(KP):そして、礼拝堂の中央には、
夢野 久作(KP):ダンテの地獄の門に似た…… 両開きの扉、小規模のそれが一つ置いてあります。
夢野 久作(KP):その上にも左右にも、支えらしきは見えません。ただ、それだけが、直立している、存在している、ように見えます。
リントヴルム:「確かに、歌が聞こえるのに……」 と、訝しみつつも礼拝堂の中へと恐る恐る足を踏み入れて、
リントヴルム:「それに、これは……門……?」
リントヴルム:辺りに気を配りながらも、その門に近付いてみます。
リントヴルム:「門だけがあるなんて……何のために?」
リントヴルム:開くのかな、と試しに扉に手をかけてみます。
夢野 久作(KP):裏を見ても、やはり門の、裏側しか見えません
夢野 久作(KP):扉を開けようとすれば、それは開きます
リントヴルム:「裏側にも何もないけど……」
夢野 久作(KP):中には……真っ暗な空間が、広がっています
リントヴルム:「何も、……え……?」
夢野 久作(KP):……ただ真っ暗に見えるそれは、よく見れば、まるで宇宙のように色とりどりの光が輝く、筒状のトンネル型の空間になっている……
夢野 久作(KP):のが、わかるでしょう
リントヴルム:「なに、これ……えっ、何処かに繋がってる……?」
リントヴルム:おっかなびっくり、そろそろと手を中に入れてみます。
夢野 久作(KP):足を踏み入れるなら、やはりトンネルのように、歩き進む事が出来るでしょう
リントヴルム:大丈夫そうなら、そのまま足を踏み入れます。
夢野 久作(KP):手を入れれば、ただ空間が広がっている事がわかります
リントヴルム:「……大丈夫、そう」
夢野 久作(KP):踏み入れ、進んでいけば、目の前を星が砕けるような輝きが通り過ぎ……
夢野 久作(KP):……同時に、か細い笛の音、太鼓の音が、聞こえてきます。
夢野 久作(KP):呪いのような呟きも。
リントヴルム:「ぁ……また、あの音だ……それに、声も」
夢野 久作(KP):そのまま進んでいったなら、ふと、数十メートル先だろうか、光が差し込んでいるのが見えてきます。
リントヴルム:「ひかり……」 不安ながらも、ただ光の方へと歩を進めていきます。
夢野 久作(KP):そして、先に進んでいくにつれ、聞こえる音音は大きさを不快さを増していきます。
夢野 久作(KP):脳髄に直接さしこまれるかのような……
夢野 久作(KP):その不快さに、貴方は思わず一たび目を瞑ります。
リントヴルム:「ぅ……きもち、わるい……、でも……」 ぎゅっと、目を瞑って。
夢野 久作(KP):そして、目を開けると……
夢野 久作(KP):其処には、礼拝堂がありました。
夢野 久作(KP):ただの……礼拝堂。歌は聞こえず、
夢野 久作(KP):さっき扉があった場所、礼拝堂の真ん中に、一人の若いシスターが立ち、
夢野 久作(KP):貴方は、入口を入ってすぐのところに立ちつくして、その姿を見ています。
夢野 久作(KP):シスターを見れば目が合い、
夢野 久作(KP):彼女は、無言で微かに笑み、頭を下げました。
リントヴルム:「……こんにちは」 こちらもまた、ひとつ会釈をして。
夢野 久作(KP): 
夢野 久作(KP):シスターは、ゆっくりと、口を開きます。
夢野 久作(KP):「ああ、あなたは呼ばれてしまったのですね。……まだむの一部としてむではなくむへと帰る意志があるのなら、この街を信じ、下へと下りなさい……」
夢野 久作(KP):そう言って、貴方の背後、扉を指差します。
リントヴルム:「あなたも、やっぱり同じ事を云うんですね」
リントヴルム:「……帰れるって、事なんですね?」 と、指差された先を見て、
夢野 久作(KP):「下へと、下りなさい」
夢野 久作(KP):彼女はただ繰り返します
リントヴルム:何か口を開きかけたものの、結局言葉を呑み込んで。
リントヴルム:「……帰り、ます」
リントヴルム:扉へと手をかけます。
夢野 久作(KP):貴方が外へ出たのなら、貴方は再び、墓地に立ちかえるでしょう
夢野 久作(KP):墓地の片隅に……そして、見慣れないものを見つけるでしょう
リントヴルム:その、見慣れないものの方へ近づいてみます。
夢野 久作(KP):扉だけの、コンテナのような、正方形のコンクリ造りの建物。
夢野 久作(KP):今まで見たことはないはずなのに、ずっとあったかのように、錆び付きぼろついた建物。
夢野 久作(KP):一つある扉は酷く錆び付いていますが、鍵もなく、開けようとすれば開くでしょう。
リントヴルム:「…………」 錆び付いた扉を、開きます。
夢野 久作(KP):扉を開けば、その先には、階段があります。下へと続く、階段が。薄暗い中、ただ伸びる階段が。
夢野 久作(KP):それを貴方が降り始めたなら、ふと、背後に気配を感じるでしょう。
リントヴルム:階段を見下ろし、それから、振り返ります。
夢野 久作(KP):振り向けば、貴方はみます。階段の頂上、手前、扉の開いたままの建物の出入り口に、
夢野 久作(KP):座り込む、少年の姿を。
夢野 久作(KP):少年は貴方に背を向けて、地面の土や石をいじくっているようです。
夢野 久作(KP):「……もう、行くのかい?」そう、少年は貴方に言います
リントヴルム:「きみは……」 そういえば、街の外へ行ってみれば、と云われたけれども、と思い返しつつ、
夢野 久作(KP):「もう行くのかい。お兄さん。この街は気に入ってもらえなかったのかな。美しい素直な街でしょう。元の街よりよっぽどいいよ」
リントヴルム:「……素直な街、か。どうだろう、俺にはあまりよく解らないけれど」
リントヴルム:「でも、やっぱり、俺は家族や友達のいる街に帰りたいよ」
夢野 久作(KP):「……ふーん」
夢野 久作(KP):「それは、いいけどさ」
夢野 久作(KP):「君は、本当に、其方へ行くんでいいのかな?」
夢野 久作(KP):「あちらに行かなくて、大丈夫かい?」
リントヴルム:「あちら……?」
夢野 久作(KP):そうして、しゃがみこんだまま、少年は別の方を指差します。
夢野 久作(KP):それは、遠く見える、教会の向こう……街から出る境の一つ。
夢野 久作(KP):其処には、道路の先、青黒い淀みのような光のような帯が、柵のように広がっています。
夢野 久作(KP):それを見た時……貴方はまず、 向こう側に行ってみたい、 と思ったでしょう。
夢野 久作(KP):自分は、向こう側に行かなければならないのかもしれない、とも。
夢野 久作(KP):ただ、一方で、行きたくないような気持ちもあって、
夢野 久作(KP):自分は、この階段を降りるべきなのではないか、という、思いもわきます。
夢野 久作(KP):……どうすればいいものか、貴方はこの一たび、迷う事でしょう。
リントヴルム:「(青黒い……空に、ぐるぐるしてたのと似た色……)」
リントヴルム:「……でも、帰るなら、下へ行くんでしょう」
リントヴルム:「降りた先はゆめうつつ色……」
リントヴルム:「だったら、俺はやっぱり、こっちへ行かなきゃいけないような気が、してるんだ」
リントヴルム:と、階段の下を指差します。
夢野 久作(KP):「……そう」
夢野 久作(KP):少年は、貴方の答えに、少し残念そうに呟き……立ちあがって、振り向いた。
夢野 久作(KP):その姿は、気付かぬうち、 少年から、黒衣の長身の男に変わっている。
リントヴルム:「────きみは」
夢野 久作(KP):男は、貴方に向かってにこやかに向かい、わざとらしく丁寧な一礼をする。
夢野 久作(KP):「そうですかそうですか。どうやらこの世界はあまりお気に召されませんでしたようで。いやあ残念です。このままこの世界で虚無へとお帰りになって下さるかと少しばかり期待をしておりましたが……」
夢野 久作(KP):「しかし戸惑い混乱しながらあちこち駆け回る姿を見ているのはまあなんとも面白かったのでまあ良しと致しましょう。わたくし、この世界で別の次元の人間が消滅した場合どうなるかという事にとても関心が……」
夢野 久作(KP):「おっと、無駄話でしたかね? 失礼致しました。さて、それではここでお別れです。またお会いしましょう。まあ……あなたはもう二度と会いたくないでしょうけどね? それではさようなら」
夢野 久作(KP):  「せいぜい魔王との謁見でもお楽しみ下さい」
リントヴルム:「っ、」
夢野 久作(KP):そう言うと、男はにっこりと笑い直して手を振り……
夢野 久作(KP):扉を、ゆっくりと、閉じた。
リントヴルム:男の言葉を反芻する暇もなく、ゆっくりと閉じていく扉を見て、
リントヴルム:「……虚無。そう、そっか……帰っちゃいけないむって」
リントヴルム:「多分、そういう事、だったんだね」 ぎゅっと、古びた本を抱き締めるようにして。
リントヴルム:「……帰らなくちゃ」
リントヴルム:扉に背を向けて、階段を下へと、歩き出します。
リントヴルム:「……帰れる、筈だよね」
夢野 久作(KP):……貴方が、階段を降りていったなら、そのうちに……ふと、視界が闇に包まれます。
夢野 久作(KP):それでも進んでいけば、下りだった筈の階段を、いつしか昇っている事に気が付きます。
夢野 久作(KP):そして、やがて、やっと視界が晴れたなら、
夢野 久作(KP):階段を昇り切っていた、貴方は、何処かに、辿り着いていました。
リントヴルム:「此処は……?」
夢野 久作(KP):其処はまるで青空と宇宙が重なったような……朝と夕方と夜の空が溶け合い、様々な大きさ、色、形の星が星雲とオーロラの隙間から覗く……
夢野 久作(KP):神秘的で、狂気的な光景が広がっていました。足元をみれば水紋がふわりと広がり、そこに自分含めてその空が映っていることがわかります。
夢野 久作(KP):辺りを見回してみると、前後左右に果てしなく同じ景色が広がっています。
夢野 久作(KP):……階段を降りれば、帰れる筈ではなかったのか。貴方はまず、そう思い茫然としてしまった事でしょう。
リントヴルム:「……此処、何処。ゆめ……?」
夢野 久作(KP):……そんな片隅で、貴方はある事に気が付きます。
夢野 久作(KP):視界の端に、  あの、黒いゆりかごが映った事に。
夢野 久作(KP):それに気付いた瞬間……貴方の足は、貴方の意思と関係なく、その揺りかごに向かって歩き出します。
リントヴルム:「……っ、やだ、」
夢野 久作(KP):一方で、無音だったその場所にいつしか、
夢野 久作(KP):音が、あふれてきます。
夢野 久作(KP):……フルートの音……
夢野 久作(KP):……ポ……ポ……と、弾まない陰気な鼓の音……
夢野 久作(KP):何もかもを呪うような、おぞましい呪詛めくなにか……
夢野 久作(KP):……笑い声……
夢野 久作(KP):……太鼓の音…… …………笑い声…………
夢野 久作(KP):それらの不快な音は、貴方の脳髄に直接流し込まれるように、耳朶から注がれて……
夢野 久作(KP):高まってゆく……
夢野 久作(KP):毒が体を腐らせていくかのように、コクハクに……
夢野 久作(KP):心臓を握り潰される直前のような、セツジツな……危機感、不安、恐怖……
夢野 久作(KP):目の前は、暗い靄に覆われ出して、
夢野 久作(KP):頭痛と吐き気が襲い……
夢野 久作(KP):……もうだめかもしれない…… もう、気を失いそうな……
夢野 久作(KP):思った時には、貴方はもう、その揺りかごを手でつかみかけている。
夢野 久作(KP):つかもうとして、不快な音音の中、
夢野 久作(KP):  誰かが、愉快そうに笑った、ような気がしただろう。
夢野 久作(KP):       パンッ
夢野 久作(KP):   破裂音を、聞き、
夢野 久作(KP):貴方は、不意に、 意識を、失っただろう。
リントヴルム:流れ込む音を、聞きながら、駄目だと思いながらも手を伸ばしたその黒いゆりかご。
リントヴルム:「(帰れ、るって…………言って……)」
リントヴルム:「やだ……そっち行きたくない、きもちわるい…………や、だ、」
リントヴルム:「────ッ」
リントヴルム:ひと際大きく響いた音に、ぎゅっと目を瞑るのと同時、ふっと意識が遠のいた。
夢野 久作(KP): 
夢野 久作(KP):……そして、次に気が付いた、貴方は。書庫か、倉庫か……
夢野 久作(KP):図書館か学校の一角でしょうか、そんなところの床に、寝転んでいます。
リントヴルム:「…………」
リントヴルム:「……あ、ここ、は」
リントヴルム:「何処……?」
夢野 久作(KP):当惑しつつも体を起こせば、傍らに一冊の本が、開いたまま置いてあるのに気が付くでしょう。
リントヴルム:「……ほん」 恐る恐る、そちらへと手を伸ばします。
夢野 久作(KP):其処には、図形ともとれる文字で、何かが記されています。何か……
夢野 久作(KP):それが何か、貴方は何故だか、わかるような気がします。
夢野 久作(KP):技能68で振って下さい
リントヴルム:ccb<=68
Cthulhu : (1D100<=68) → 37 → 成功

夢野 久作(KP):——そう、それを、貴方は知っている。
夢野 久作(KP): この頁に記されているのは、眠り続ける白痴の魔王、アザトースだ。
夢野 久作(KP):68 それが、貴方の今の神話技能です。
夢野 久作(KP): 
夢野 久作(KP):……覚えのない知識に、貴方は困惑した事でしょう。
夢野 久作(KP):ただ、ふと、何処からか吹きこんだ風に頁がめくられる音で……貴方は我に返ります。
夢野 久作(KP):……本を、改めて見てみれば、それはただの古い歴史書の一冊でしかないようでした。
夢野 久作(KP):見ても……先程の頁は、みつからない、
夢野 久作(KP):……など、しているうちに……貴方は、……はて、今、自分は何をしていたのだろう……と、いう気持ちになってきます。
夢野 久作(KP):なんでこの本を手にしているのかも、わからずに……
夢野 久作(KP):此処にいたわけも、無論わからず……
夢野 久作(KP):ただ、何か……とても長い夢を、見ていたような気がしたでしょう。
夢野 久作(KP):それは、何も思い出せず。全て、何も、思い出せず、
夢野 久作(KP):ただ、 自分は元の場所に戻ってきたのだ、と、
夢野 久作(KP):そんな奇妙な強かな実感が……胸の内に、あった事でしょう。
夢野 久作(KP):全てが夢だと思われるそれは、
夢野 久作(KP):ただ、鞄の 鞄自体のみの消失において
夢野 久作(KP):何かがあったのだ、という おかしな自覚ばかり
夢野 久作(KP):貴方の記憶に、残った——のかも、しれませんが。
夢野 久作(KP): 
夢野 久作(KP)
 …………ブウウ——————ンンン——————ンンンン………………。

夢野 久作(KP):蜜蜂の、唸るような、柱時計の音が、 目覚めた貴方の遠くから、一つ、響いていました。
夢野 久作(KP): 
夢野 久作(KP): 
夢野 久作(KP): 
夢野 久作(KP):とかで!!! シナリオエンドです!! リン君生還お疲れ様でした!!!
リントヴルム:お疲れ様でしたー!
リントヴルム:(ごろごろごろと色々と背後の脳内音声が大変煩かった夢野さんんん
リントヴルム:68!?え?何?そんな技能あったっけ???からの
夢野 久作(KP):はじめにまず、対抗ロールとか固定値とかで、裏処理でPLの神話技能がつみあがっていきますよっていう、特殊ギミックがあるシナリオだったのでした そしてそれらは
夢野 久作(KP):終了でシナリオ開始時の値に戻りますん
夢野 久作(KP):PCです PLの神話技能が上がるのおそろしすぎる
リントヴルム:(よかった(68もあったら怖い(超怖い
リントヴルム:PLの正気度が(ぐるぐる
夢野 久作(KP):ただクリア報酬で神話技能10%つきます(
リントヴルム:成程、SANがごりごりしてたけど発狂しないのって、SAN上限が削れてたから
リントヴルム:10
リントヴルム:削れた……!
夢野 久作(KP):あと流れで成長、図書館華麗なスペシャルだったので技能振りどうぞ
どどんとふ:このサーバでは24.0時間以上ログインすると接続が切断されます。
どどんとふ:「リントヴルム」がログインしました。
リントヴルム:(うっかりおっこちましたただいまです
夢野 久作(KP):おかおかです
リントヴルム:ccb>70
Cthulhu : (1D100) → 42

リントヴルム:そうそう成長はしない安定です
夢野 久作(KP):どこぞのオカルトが謎上がりしたというのに
リントヴルム:朽木さん……本当に惜しい人を失くしてしまった
夢野 久作(KP):お察しの通り、むは夢と無でした
夢野 久作(KP):<-- この世界は魔王アザトースの見ている夢の世界。その夢には無数の層に分かれた並行世界が存在する。であれば、よりアザトースに近い夢の上層部分は、夢の上澄みは、探索者が本来いる「覚醒の世界」よりもっと狂気じみているのではないだろうか…。
探索者はどこかの書庫か、はたまたどこかの倉庫か、とにかくそういった物の中で不運にも魔導書を見つけてしまう。そして不意に開いたページはアザトースについて記されたページだった。探索者たちはそれを仕込んだ、或いはたまたまそれに目をつけた外なる神の従者、ニャルラトホテプによりアザトースの見る夢の上層部に位置する並行世界へと飛ばされてしまう。
本来認識することのできない世界へとたどり着いた探索者は、無事に元の世界へ戻ることができるのだろうか。 -->

リントヴルム:やっぱりニャルじゃないかぁ
夢野 久作(KP):これが背景ですね いつものニャル様愉悦案件です 例の少年にそそのかされてついてったりしたらロストになります
リントヴルム:むは最初、無かなって思ったんですが、途中でひらがな表記のゆめって出てきたのであって
リントヴルム:やっぱりニャルはついてっちゃ駄目案件
夢野 久作(KP)https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=7265893
リントヴルム:街の外に行けば、っていうのはおばあさんが出てきた流れでナチュラルに行きそびれました、決してニャルと察して無視した訳じゃないよ、ないけど、行かなくて正解案件
リントヴルム:シナリオありがとうございます!
夢野 久作(KP):頁ぽいぽい ここからなんか……謎の夢野アレンジとなんかしてます……っていうかアドリブありきなシナリオで逆に回しやすかった疑惑もあった
リントヴルム:あと、夢野さんパワーで夢の連想が働いたなどと
リントヴルム:シナリオと見比べようわくわく
夢野 久作(KP):街の外は、街の淵の方に行ったら阻まれるやつあって、神話技能の数値によってこれやばいなと感じる度が変化する、みたいなイベがありました
夢野 久作(KP):夢野だからしかたない
夢野 久作(KP):リン君ほんと立ち絵見るたび「かわいい……」ってなったし、眩し過ぎたので本当
リントヴルム:なるほど…68…結構あったからどうなっていたかがくぶるしつつ
夢野 久作(KP):切に、遊んで頂いて有難う御座いました !
リントヴルム:夢野さんの赤チップ降臨の裏で中の人がごろんごろんしておりました
リントヴルム:立ち絵書くの楽しかったので嬉しいです(APPで殴りたい
リントヴルム:こちらこそ、ログが夢野さんで懐かしさやら、これはログ永久保存ものですわとか
リントヴルム:エンドの辺りとか自分のロール忘れて観客席に着席してて何度か我に返ったなどと
リントヴルム:楽しかったです、KPありがとうございました!
夢野 久作(KP):リン君のAPPは ほんとうに つよい
リントヴルム:虚ろの街、完全オリジナルだっただと
夢野 久作(KP):チャカポコKPれて楽しかったです、楽しんで頂けたなら嬉しい本望です
夢野 久作(KP):夢野本です()
リントヴルム:本の内容夢野さんナイズドしたおかなと思ったらそんな事はなかった
リントヴルム:出版してください
リントヴルム:持って帰ります……!!
リントヴルム:しょっぱなから夢野さんワールド、きっとここは宝具の中だった
夢野 久作(KP):ドグラ・マグラネタをここぞと入れたかったやつ
夢野 久作(KP):謎のボロ本がリン君のもとに
リントヴルム:ざくざくっと斜め読みしただけでも、アドリブ量がめっちゃ多くて凄いってなってます
夢野 久作(KP):実際宝具ったら謎世界疑惑はあるし、更に宝具でしかない「胎児の悪夢」ってシナリオ見つけて気になってたりはするという
リントヴルム:謎のボロ本は修復して時折引っ張り出して読みましょう
リントヴルム:この世に一冊だけ(プレミアもの
夢野 久作(KP):ドグラ・マグラでしかない2・3人用 もし興味ある人集まればの来年枠
リントヴルム:胎児の悪夢、それも夢野さんシナリオまさにですね…?
リントヴルム:挙手しながら正座しておきます
夢野 久作(KP):初回しもつきさんとでは魚屋のまぐろが値段むむむむむむむむとか言ってました (なんて?)(勢いしかない)
リントヴルム:教会の描写にそわっていたら、あの辺もアドリブだった(ニアだったけど墓地が出てこなかった誘導ありがとうございました
リントヴルム:むむむむむむむむ
リントヴルム:6666666円(たかい!
夢野 久作(KP):本当誤差だったし墓出てくるならいいかなって思いました リン君教会似合うし
夢野 久作(KP):ただ、シスターって打ちつつ、
リントヴルム:しもつきさんの方もどんなだったか気になり気になりしつつ(KPは勢いがあるくらいで丁度良い感
夢野 久作(KP):マルコシアスさんが頭に浮かんでしまって真顔にはなった
リントヴルム:ww
リントヴルム:ニャル様見つけたら即バトル勃発しそうじゃありません???
夢野 久作(KP):マルコシアスさんだったらニャル様もぶっ飛ばせる
夢野 久作(KP):イメージの合致
リントヴルム:間違いない(フォトン破壊だ
リントヴルム:メギドならいてもおかしくない、かもしれない(ぐるぐる
夢野 久作(KP):ログはKP的にはPLさん良ければのあれなので、交換とかあったらご自由にどうぞのです
夢野 久作(KP):PLでもなんでも他が良ければフリー素材・村ログと同扱いしてくれさいのひと
リントヴルム:ありがとうございます! しもつきさんも見たいってぽつっと云ってたので、早速ログとりつつ
リントヴルム:しかし、久々に見る夢野さんやっぱり良い
夢野 久作(KP):てれる夢野
夢野 久作(KP):我ながら胡散臭さあやしさには向いている……
リントヴルム:いずれ探索者側でもお目にかかりたいですね、何かシナリオ漁りたい
リントヴルム:雰囲気がめっちゃあって大変眼福でした……
リントヴルム:あと、常にKP席で微笑む良いお顔
夢野 久作(KP):探索者もいつかしたいですね 戦わない系探索者 作家基本にもろもろしてる奴です
夢野 久作(KP):あとSAN値が高え、だろうな案件
リントヴルム:知識担当ですね、誰かガードをつけて連れまわし隊
夢野 久作(KP):機会があったらぜひ宜しくお願いします まる
リントヴルム:狂気に寄ってる夢野さんもそれっぽいけど、動じない夢野さん大変想像できます
夢野 久作(KP):ヨハン25からの朽木45からの夢野80ですよ
リントヴルム:ふたり足すより高い
夢野 久作(KP):某アルケミストも精神:安定枠ですしね……
夢野 久作(KP):二人足すより笑う
リントヴルム:某アルケミスト確かに
リントヴルム:こう見ると、ヨハンさんより先に朽木さんがお亡くなりなの本当……
リントヴルム:きっとヨハンさんはガッツ
夢野 久作(KP):なんか朽木は何度でも死にそうだしヨハンは割と生き延びそうでアレなのが卓枠
リントヴルム:何度でも死にそう評が涙誘うけど、何か頷けてしまう辺り