双翼のディサピア - 特殊ルールについて 今回のシナリオにおいて、PCは擬似的な二重人格者となります。 具体的には、PC1の肉体にPC2の精神が入り込んでいます。 以降、肉体の主導権を持つPCを【表人格】、 主導権を持たないPCを【裏人格】と表記します。 この為、キャラシートの扱いは以下のようになります。 ■能力値について 肉体的な能力値=PC1の値  STR、CON、DEX、APP、SIZ、HP その他の値=表人格の値  POW、INT、EDU、MP、アイデア、幸運、知識、技能(戦闘技能含む) ■人格の入れ替わりについて SAN値が1点以上減少すると、人格の入れ替わりが発生します。 また、【強硬手段】として、 裏人格が表人格とのPOW対抗に勝利した場合、 約5分間、表に出る事が可能となります。 ■人格の認識・意思疎通について 裏人格は表人格と聴覚・視覚を常時共有します。 このため、肉体の主導権がない間も情報を得る事ができます。 ただし、PC間はお互いの行動を認知する事はできますが、 直接会話を行う事はできません。 この為、意思疎通を望む場合は発声あるいは文字を書くなど、 PC1の肉体が認識できる形で行う必要があります。 また、聴覚・視覚が共有されている事により、 裏人格も表人格と同じ場面でSANチェックが発生します。 ただし、裏人格のSAN値減少値は提示された値の半分(端数切り捨て)となります。 ■人格の発狂 SAN値が減少する事により、人格の入れ替わりが発生します。 処理の順番としては以下の通りとなります。  SANチェック→SAN値減少→発狂処理→人格交代 裏人格が発狂している場合、肉体に影響はありません。 ただし、人格交代後、【狂気感染】が発生します。 表人格は、発狂した裏人格とPOW対抗を行い、 失敗すると裏人格の発狂の影響を2d3分間受ける事となります。